週刊誌「週刊文春」のオンライン版である「文春オンライン」が、ジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子氏を原告として、文藝春秋を東京地裁に名誉毀損で訴えていると報じた。
幹部だった元「タッキー&翼」の滝沢秀明が退所し、人気グループ「キンプリ」ことKing & Princeからはセンター平野紫耀(しょう)を含む3人が脱退、Sexy Zoneのマリウス葉が退所するなど、激震続きの同事務所。ことの顛末に注目が集まっている。
激震続きのジャニーズ事務所2022年
「文春オンライン」が、同メディアの運営元である文藝春秋がジャニーズ事務所によって提訴されていると報じた。不穏な動きの相次いでいるジャニーズ事務所。ここ最近の出来事を振り返っていこう。
2022年11月1日、ジャニーズ事務所副社長で、ジャニーズJr.の育成に定評のある元「タッキー&翼」の滝沢秀明の退社と、滝沢秀明の後釜のポジションには元V6の井ノ原快彦が着任することなどが発表された。
それだけでも驚きのビッグニュースだったのだが、それからわずか3日後、大人気グループKing & Prince(キンプリ)から平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が今年5月で脱退し、順次事務所から退所することが明らかになった。
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滝沢秀明はジャニーズ事務所の副社長であると同時に、ジャニーズJr.を育成する「ジャニーズアイランド」の社長でもあった。そんな滝沢秀明と、事務所屈指の人気を誇るキンプリメンバーらの退所騒動は、世間に大きな衝撃を与えた。
しかし、ジャニーズ事務所の異変はこれでは止まらない。その後も、「Sexy Zone」のメンバー・マリウス葉が2022年末で退所し(これに関しては将来を見据えた前向きな卒業・退所だったようだが)、さらにはデビュー間近とも言われていたジャニーズJr.の「IMPACTors」(インパクターズ)が7人全員で退所する予定であることが報じられるなどした。
さらには、昨年12月27日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長がタレントに渡していた“お年玉”を経費で計上し、東京国税局から追徴課税を受けていたことが発覚するなど、バタバタ続きの印象だ。