山P(山下智久)NHK初主演ドラマ「正直不動産」の評判は?激やせ?

NEWSの元メンバーで、現在はソロ歌手で俳優の「山P」こと山下智久。そんな彼が主演を務めるNHK総合のドラマ「正直不動産」(よる10時~10時45分/全10回)の第1話が今月5日に放送され、その評判は上々のようだ。山下の“毒舌早口”ぶりに注目が集まっている。

あまり「NHK」とは縁がないようにも思われる山下。NHKドラマの主演も今回が初めてとなる。また、番宣のためにNHKの「チコちゃんに叱られる」に大地真央とともに出演するなど、これまでのイメージにはあまりないような活動も。

一時期は海外での活動をメインにしていくとも思われていたために、また日本国内での活動を見ることができて、ファンの喜びもひとしおのようだ。

あらすじと初回の内容は?

「ビッグコミック」(小学館)で連載中の人気漫画が原作で、ある不動産会社のNo.1営業マン役を演じる山下。それまでNo.1の成績をおさめており、羽振りよく女性遊びなども楽しんでいたのだが、ある日アパート建設予定地にあったほこらを壊してしまい、そのたたりによってウソがつけなくなってしまった。

一切の嘘をつけなくなってしまったことで、職場の人間関係や取引先との関係に角が立ち、また営業テクニックが物を言う世界では通用しない。これまでなら簡単に取れていたような契約も取れなくなってしまう。

そして、上司からは「新人教育に集中してろ」と言い放たれてしまうのだ。もちろん、これまではうまくやっていた女遊びもうまくいかなくなってしまう。

一方、初めての賃貸仲介を任され、柿沢久美(松風理咲)の担当となった新人の月下咲良(福原遥)。新人である月下に、柿沢のマンション契約に同席して欲しいと告げられた永瀬は契約書を見て矛盾点に気づく。

安さを売りにしていたこのマンションのオーナーに問題があり、永瀬がそのことを正直に伝えると契約は破断となってしまう。月下の初仕事は苦いものとなってしまった。

その後、マンションオーナー(宮川一朗太)が名誉毀損だとして永瀬に土下座を要求。しかし、嘘をつけなくなってしまった永瀬は、謝るどころか「土下座なんかするわけないでしょあんたみたいなクソオーナーに!」と罵る。

この状況に、オーナーは「金輪際物件は回さない」と激怒。これに対して永瀬は「結構です。あんたみたいな最低最悪なオーナーに、大切なお客様紹介するわけにはいきません!」と言い放った。このシーンはCMでも流れており、衝撃的だったのではないだろうか。

ドラマの評判は?「クセになる」「激やせした」

初回の放送を受けて「こんな山P見たことない」「クセになる」「スッキリした」「毒舌を早口で言い放つ山P…最高」「ハマり役なのでは」「スーツ姿最高」などと絶賛の声が寄せられているという。

実はこのドラマのもととなっている同名の漫画は、夏原武氏が原案。夏原氏は、2006年に山下主演でTBSでドラマ化された『クロサギ』の原案者でもある。くわえて第1話には、『クロサギ』にも出演していた山崎努さんがゲスト。テレビ局をこえてこのような関連性・遊び心も出してきたことに、気づいた視聴者は大興奮だったようだ。

一方で、山下の風貌の変化への言及も少なくない。基本的には変わっていないのだが、「激やせした」「頬がこけて見える」と、痩せて顔の肉がなくなったことを心配している人も少なくないようだ。

「チコちゃん」出演でトレンド入り!

ドラマの番宣も兼ねて、NHKの「チコちゃんに叱られる」に出演した山下。放送自体は4月8日の夜だったのだが、翌日4月9日の朝に再放送され、また9日が山下の37歳の誕生日だったこともあり、話題となった。

この放送にともなってTwitterでは、山下や「チコちゃんに叱られる」に関連するハッシュタグがつけられたツイートが多く投稿されたほか、「山下智久」がトレンド入りするなどした。

「チコちゃんに叱られる」は、5歳の女の子「チコちゃん」が、普段は疑問にも思わないような質問を出演者に問いかけ、それに答えられないと「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と叱責されてしまうという番組。

番組内では山下もチコちゃんに「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と叱られてしまったが、動じない様子を見せ、ファンを喜ばせた。また、「チコちゃんが心なしか優しかった」「山P歯医者きらいなのかわいい」などの微笑ましい感想もSNSでは散見された。

ジャニーズ事務所を抜け、独立しての活動になってからというもの、カナダに滞在してハリウッド映画の撮影に参加する、海外向けのファンクラブを作る、海外ドラマに初主演するなど、海外を拠点にしていくかにも見受けられた山下。

そんな彼が国内ドラマに出演し、このようなほのぼのとしたNHKの番組にも出ているということで、ファンにとっては貴重な機会に思われたことだろう。