ノンスタ(NON STYLE)石田明がうつ病?嫁と双子の子供が心の支え

WEBメディアの「CHANTO WEB」が、お笑いコンビ「NON STYLE」石田明のインタビュー記事を全4回で掲載。不妊治療ののちに授かった双子の育児のエピソードや、週休2日にしてからの働きやすさなどを語っている。

そんな中で、過去にうつ病になって薬が手放せなかったというエピソードも語ったノンスタイル石田。M-1で優勝し、一気に人気になった裏側で、病気は彼の心をむしばんでいたという。

M-1優勝後にうつ病を発症

NON STYLEの石田明が「CHANTO WEB」のインタビューに応える中で、過去に苦しんだ鬱について触れている。相方・井上とともにお笑いコンビNON STYLEを結成すると、すぐに人気が出たという2人。

路上ライブを始めると観客がどんどん集まって、雑誌や新聞の取材を受けたり、学園祭のオファーも来るようになったという。その後、吉本興業に所属し、M-1も優勝した。石田は当時のことをこのように振り返る。

「僕はただ漫才をやりたかっただけなんです。でも知名度が上がると共にフリートークやゲームといった漫才以外の仕事が増えていき、得意じゃない分野の仕事ばかり多くなるんです」

「まわりの人が面白いと言ってくれても、それはNON STYLE石田のキャラクターを演じているから。自分自身が面白いわけではないんです」

そして、心身の状態に変化が出てきたという。どもりがひどくなり、手足のしびれる感じなども。また夜も眠れなくなり、呼吸の仕方がわからなくなってしまったなどと振り返った。

通勤にも支障が出るようになったといい、電車を待っていると線路のほうに引っ張られるような衝動があり、電車にも乗れなくなってしまったという。そしてバイク通勤に切り替えたものの、今度はガードレールにぶつかりたくなる衝動に襲われる。

仕事場の近くに引っ越し自転車通勤を始めるも、今度は自転車の乗り方がわからなくなってしまったと明かした。そしてやっとの思いで心療内科を受診すると、うつ病という診断が下ったとのことだ。

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