サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府キャプテンが結婚詐欺?活動停止に

サッカーJ2リーグのヴァンフォーレ甲府でキャプテンを務める新井涼平選手(31)が、交際女性に対して結婚を約束しながら一方的に連絡を断ち、不安になった女性が問い合わせたことでクラブに“結婚詐欺”が発覚した。

新井選手は活動停止となっていたという。「週刊文春」のオンライン版・文春オンラインが報じている。

独身と偽って交際か

<a href=httpspixabaycomjauserskeithjj 2328014utm source=link attributionutm medium=referralutm campaign=imageutm content=1457988>Keith Johnston<a>による<a href=httpspixabaycomjautm source=link attributionutm medium=referralutm campaign=imageutm content=1457988>Pixabay<a>からの画像

ヴァンフォーレ甲府は、山梨県の甲府市・韮崎市を中心とする山梨県全県をホームタウンとする、J2のチーム。新井選手はそのヴァンフォーレ甲府で、2020年からキャプテンを務めていた。

新井選手の華々しい経歴について、文春オンラインはスポーツ紙記者の言葉として、以下のように説明する。

「小学校時代は現日本代表の原口元気とチームメイト。ブラジルに留学し、18歳の若さで大宮アルディージャでJデビュー。当時は将来を嘱望されていました。現在カップ戦も含めてJ通算297試合に出場し、今年中には節目の300試合出場を達成すると見られています」

そんな新井から被害女性のもとにインスタグラムを通じて連絡があったのは、昨年4月のことだったという。

「私がサッカー観戦に行く予定だと(インスタグラムに)投稿したところ、彼から連絡があってやりとりが始まりました。ほどなく彼から交際を申し込まれましたが、私は当時26歳。次にお付き合いする方とは結婚を考えたいと思っていたので、一旦返事を保留しました」(被害女性)

チームのHPには新井が既婚者で子供も2人いる旨が記されていたが、新井からは「すでに離婚している」と説明を受け、その言葉を信じてしまったという。信じさせられた背景には、新井が1人で住んでいるアパートに行き、その部屋の合い鍵を貰ったことなどもあったようだ。交際は昨年9月から始まっていたという。

実際のところ、HPに書かれているように新井は既婚者だ。2012年7月に入籍し、2013年7月に第一子の長男が、2015年5月に第二子の次男が誕生している。

「幸せになろう」から一転 音信不通に

交際期間中、結婚の意思も確認し合ったという。文春オンラインでは、「一緒に幸せになろう」といった旨のやりとりとりをしているLINEのスクリーンショットも公開されている。

「ペアリングももらいました。11月の彼の誕生日には私からバースデイカードを送り、彼に『私との結婚の決め手は?』と聞くと、『尊敬できるところ』と言われました。入籍日は(2022年の)7月1日にしようと約束していました」(被害女性)

具体的な入籍日まで話していたというのだから悪質だ。

しかし、被害女性が新井選手のことを交際相手として「親に紹介したい」と伝えると、突然、新井選手からの連絡は途絶えたのだ。

携帯でも連絡が取れなくなり、不安になった女性は新井選手の所属チームに電話。6月3日に甲府の強化部長と面会して事情を説明し、その後ようやく彼と再会できたという。そこで初めて不倫関係だったということを知ったそうだ。

彼女は新井選手が独身だと信じ込んでいたが、実際にはホームページに書かれている通りに既婚者で、彼女が案内され、合い鍵を貰っていたアパートも、自宅とは別に借りていた部屋だった。

女性は、弁護士を立て、「彼の虚偽による貞操権の侵害を理由に慰謝料請求を検討しています」としている。また、女性は「急性ストレス反応」と診断されたという。

文春の取材班は新井選手本人にインタビューを試みたようだが、「時間ないのですみません。またタイミングが合えば。今、活動停止中なんで」とかわされてしまったという。

ヴァンフォーレ甲府はチームから発表していないが、すでに新井選手を活動停止としていた。チームからは、「現在、練習には参加させていません。調査中で、結果に基づき対応します」という回答があったという。

結婚詐欺の定義は?金銭の授受がない場合は?

この記事の見出しは「結婚詐欺」とされているが、一般的な「結婚詐欺」というと、金銭をだまし取られるようなイメージだ。だが、新井選手と交際女性の記事を見たところ、金銭のやり取りについての記述はなく、精神的な苦痛に対する訴えのように思われる。

一般的な弁護士のホームページなどを確認すると、やはり「詐欺罪」というのは金品の授受が発生していることが前提のようで、ただ「結婚の約束を守ってくれなかった」というだけでは結婚詐欺にならないのだそうだ。

ただし、結納や周囲へのあいさつをすませるなどして婚約が成立していた場合は、婚約破棄となり慰謝料請求が可能なのだという。

今回のケースでは、被害女性もすでに弁護士を立て、「彼の虚偽による貞操権の侵害を理由に慰謝料請求を検討」しているというところから、見出しでは「詐欺」としてあるものの、詐欺かどうかは争うところではないのだろう。

「急性ストレス反応」と診断されている以上、これによって働けなくなったなどの実害があった分はその分の補償や、弁護士費用などは新井選手から支払われることが期待できるものの、受けた心の傷はなかなか癒えない。独身女性の心をもてあそんだ悪質なケースと言えるだろう。