那須川天心の弟でRISEを中心に活躍する那須川龍心（TEAM TEPPEN）が年末のRIZINで17歳にしてMMAデビューすることが電撃決定。本人が直談判し、RIZIN榊原CEOがその場で快諾した。
RISEを中心に活躍し、天心vs.武尊をメインとした『THE MATCH 2022』ではオープニングファイトを務めたこともある那須川龍心。キックボクサーである彼がRIZINではMMAルールで電撃参戦。どういった試合内容になるか注目が集まる。
那須川天心の弟がRIZIN電撃参戦
プロボクサー・那須川天心(25)の実弟、那須川龍心(りゅうじん=17)が12月16日、東京・両国国技館で開催された立ち技打撃格闘技団体「RISE」の『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』第一試合で勝利し、大みそかの『RIZIN.45』に出場することが電撃決定した。
この日、ABEMAが独占無料生中継するなか、第一試合で龍太郎と対戦した龍心は、3ラウンド目の残り1分を切ったところで、飛びひざ蹴りを龍太郎にヒットさせた。龍太郎はみけんをカットしドクターストップ、龍心のTKO勝利となった。
勝利後、リング上でマイクをとった那須川龍心は「きょう応援してくださった方ありがとうございました。前よりか少しは成長した姿を見せれたと思うんですけどどうですかね!?」とあいさつ。
さらに「今回KOしたし、3ラウンドでKOできてそこまでダメージもないんで、今年の年末おおみそか『RIZIN.45』どうですかね？榊原さんもいるんで」と、会場にいたRIZINの榊原信行CEOに突如直談判。
驚いた表情を見せたCEO榊原氏だったが、「大みそか、本気でやるんなら用意してもいいけど、MMAだよ？」「お前の兄貴はMMAをやったんだけど、兄貴と同じ道歩めるんならMMAで相手を用意します」と、MMAルールという条件を提示した。
関連記事：那須川天心がキックボクシング引退！武尊や井上尚弥との対決実現なるか
これは、2016年12月29日と31日にMMAデビューを果たした神童・那須川天心を引き合いに出した形だ。それを聞いた那須川龍心は「自分の兄もRIZINでMMAで出たように、僕もこれはやるしかないんで、MMAルールでやります！」と了承し、大みそか『RIZIN.45』の出場が電撃決定した。
榊原氏は那須川龍心の年齢を確認したうえで「じゃあ、17歳で同じくらいの年齢でごっつい相手、用意します。あと2週間しっかり準備してください」とゲキを飛ばし、那須川龍心は「大みそかRIZIN、しっかり決まったんで。本気でMMAをやるんで、しっかり皆さん大晦日も応援をよろしくお願いします」と返した。
