現在休養中の陸上・桐生祥秀が難病を告白!引退はせず来年競技復帰か

陸上男子100メートル元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が9月29日、ユーチューブで動画を公開し、大学2年生の時から難病の潰瘍性大腸炎を患っていたことを明らかにした。

病気はストレスが原因で、一時は引退を覚悟したこともあったという桐生。現在も服薬を続けているが、症状は改善していると語った。今年6月から休養しており、来年の競技復帰に意欲を示した。

陸上・桐生が難病を告白

陸上男子100メートル元日本記録保持者で、今年6月の日本選手権後に今季休養を表明していた桐生祥秀(26=日本生命)が、自身の患っている難病を告白した。6月時点で桐生は、「陸上人生でこれから何がやりたいのかしっかりと考える時間をつくることにしました」と休養の理由を説明していた。

それからというものインスタグラムの更新もストップしていたが、今月29日、インスタグラムで「10月から活動を再開します」と再始動を表明した桐生。同日、自身のYouTubeチャンネルにおいて、大学2年生の時に国が難病指定している潰瘍性大腸炎を患ったことを告白した。

潰瘍性大腸炎は、腹痛や血便を引き起こす難病として知られ、日本においては人口10万人あたり100人程度が罹患しているようだ。症状が出る活動期と、症状を感じない寛解期を慢性的に繰り返す病気だという。

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