主演・清野菜名&松坂桃李で実写化!ジブリアニメ映画「耳をすませば」(動画あり)舞台は10年後

俳優の清野菜名(27)、松坂桃李(33)が今月28日、東京・イタリア文化会館アニェッリホールで行われた実写映画『耳をすませば』(10月14日公開)のジャパンプレミアイベントに登場した。

今回の映画は、清野と松坂のW主演となる。2020年に撮影開始した同映画だったが、コロナ禍の影響もあり2年半越しのクランクアップとなり、無事に最後まで行き着いたことに清野が安堵の涙を見せる場面もあったという。

実写版「耳をすませば」はオリジナルストーリー

『耳をすませば』は、1989年に柊あおいが少女コミック誌『りぼん』で発表した青春恋愛漫画。1995年には、その漫画をスタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットを記録した。

読書が大好きな女子中学生・月島雫が、夢に向かって生きる同級生・天沢聖司に想いを寄せていく姿を描いた、ピュアなラブストーリーが多くの人々の心を惹きつけた。現在でも同ジブリ映画の人気は衰えず、毎夏のように地上波放送されては、ツイッターなどで大盛り上がりを見せている。

そして、このたび実写版「耳をすませば」として制作された本作品では、原作漫画やジブリ映画で描かれた中学生時代の物語のみならず、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が描かれる。大人になった月島雫を清野、天沢聖司を松坂が演じる。

原作の世界観を忠実に再現する“あの頃(過去)”と、オリジナルストーリーで加わる“10年後(現在)”を二重構造で描く今作。中学生の時に約束を交わした雫と聖司が大人になった今、離ればなれになりながらもお互いを想い続け、夢に向かって突き進む様子が描かれている。

中学時代には野球部に所属し、雫に想いを寄せていた少年・杉村の10年後の姿を山田裕貴が、雫の親友で、杉村に片思いをしていた少女・夕子の10年後の姿を内田理央が演じる。

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