NHK総合で9月8日からスタートするドラマ「この声をきみに」で俳優・竹野内豊が主演すると発表された。竹野内豊は今作がNHKドラマ初主演となる。
ドラマ「この声をきみに」は、竹野内豊が演じる話すことが苦手な男性が、朗読教室で出会う人々との交流を通じ、新しい一歩を踏み出す物語。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」や「聖女」を手がけた大森美香氏が脚本。
「竹野内豊さんをはじめ、美しい声の方ばかりが集まってくださいました。SNSなどの普及によって声なしに意志のやりとりをすることが当たり前になった今だからこそ、誰かの声をきくことでふいに心が緩まったり、胸が高鳴ったり、涙が出たり、そんな感覚を新鮮に味わえるような気がしています」
と、ドラマ「この声をきみに」への手応えを語った。
ドラマ「この声をきみに」の豪華なキャストは!?
ドラマ「この声をきみに」は竹野内豊がNHKドラマ初主演となり注目を集めている。共演のキャストには麻生久美子、ミムラ、堀内敬子、松岡充、大原櫻子、杉本哲太、柴田恭兵ら豪華なキャストとなっている。
主人公の偏屈で冴えない46歳の数学者を演じる竹野内豊は、公式サイトで下のようにコメントし、意気込みを語っている。
多くの方が一度は不可能と思いつつも、「人生をやり直したい」と願うことがあるかと思います。
最初にこの台本を頂いた時、人生をやり直すことはできないけれど、「これからの人生を変えることは誰しもができる!」と感じました。
「これからの人生を変える」ということは、今までの自分を改めて、新しい1歩を踏み出さなくてはいけない…そのたった1歩を踏み出すことに、ものすごい勇気がいると思います。
私が演じる主人公の孝は、「朗読」をきっかけに、その1歩を踏み出すことになるのですが、この作品も、変わりたいと願う全ての方たちが、新しい1歩を踏み出せるよう、背中をそっと押せるような存在になれたらと思います。
自分も、この作品を乗り越えることで、新しい1歩を踏み出して行けたらと思います。
注目のキャストには、主人公の穂波孝を竹野内豊、穂波孝の妻をミムラ、江崎京子を麻生久美子、江崎京子の上司を柴田恭兵となっている。
その他のキャストに役どころはわかっていないが、堀内敬子、松岡充、大原櫻子、趣里、戸塚祥太、永瀬匡、平泉成、仁科亜希子、片桐はいり、杉本哲太らという豪華なキャストとなっている。
NHKドラマ10「この声をきみに」は9月8日から毎週金曜よる10時放送。
竹野内豊がNHKドラマ初主演のあらすじ
大学で数学を教える物語の主人公・穂波孝(竹野内豊)は話すことが苦手で、学生からの人気もない大学教授。
偏屈で冴えない46歳の穂波孝に愛想を尽かした妻・奈緒(ミムラ)は子どもと一緒に出て行ってしまう。
そんなある日、穂波孝に対し学部長から「話し方教室」へ行くよう命じられ、講師の江崎京子(麻生久美子)と出会う。
こんな偉そうな女に教われるかと言う穂波孝に対し、話し方教室の講師・江崎京子は、
「つまらない男」
と、言い放つ。彼女の上司・佐久良(柴田恭兵)が仲裁に入ったものの、険悪な雰囲気で二人は別れることとなった。
しかし数日後、町はずれにある小さな朗読教室で二人は偶然再会するのだった。