反町隆史の次の「相棒」は木梨憲武?水谷豊がコメント!

俳優の水谷豊が今月4日、お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「土曜朝6時木梨の会。」(土曜・午前6時)に生出演し、その際のやりとりが話題となっている。

水谷豊といえば、代名詞でもあるのがドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)。2000年から放送されている人気作だが、2015年から今まで4代目となる「相棒」役を演じてきた反町隆史が卒業ということが発表されて、次の「相棒」は誰になるのかということにも注目が集まっていた。

水谷豊・町田啓太が木梨憲武のラジオに出演

「とんねるず」の木梨憲武がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「土曜朝6時木梨の会。」に生出演した俳優・水谷豊。6月3日より公開されている、映画「太陽とボレロ」の宣伝も兼ねてだ。

「太陽とボレロ」は、水谷の監督としての三作品目。主演に檀れいを据え、“クラシックのオーケストラ”を題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を描いた洒脱なエンターテインメント作品を作り上げた。

木梨憲武のラジオでは、この映画に出演した俳優の町田啓太と共にスタジオ出演した水谷。水谷と木梨は大の仲良しとして知られており、今年5月には木梨の還暦を祝って、2人で行き当たりばったりの旅をする様子がテレビで放送されたことも。

そんな2人の関係性もあってか、ラジオ収録はリラックスした様子で進んだようで、木梨のインスタグラムにもさわやかな笑顔のスリーショットが投稿された。

次の相棒は俺?ストレート質問

長きにわたって放送されてきた中で、これまで寺脇康文(亀山薫役)、及川光博(神戸尊役)、成宮寛貴(甲斐享役)、そして反町隆史と、水谷の相棒役として数々の俳優たちがバトンをつないできた。

そんな話も盛り上がる中で、木梨は水谷に次の相棒が誰なのか気になると詰め寄った。「今度の新シリーズの相棒。反町君から俺になるんでしょ?まだ発表しないみたいだけど。そこんとこ、はっきり言ってくれないと。どっかでは俺じゃねぇのかって少し残っているみたいなことを聞いたんで」と迫る。

これに水谷は「まだ、くすぶっている」と笑わせた。さらに木梨は「そこ、どう?どうなの俺?そこ、今日、今、はっきりしておいて。俺は次の相棒に選ばれるんでしょうか?」と質問した。これに水谷は「もう間もなく発表するから、ちょっと待って」と答えた。

木梨は「1回、殺される犯人とかあるんじゃないのかな?ってドキドキしているんですけど」としたが、さらに「町田君じゃないよね?次の相棒は」と町田に聞いた。

これに町田は「いや、もう」と漏らすと木梨は「やばいの?当てちゃったの」と話したが、町田は「何も存知あげておりません」と返した。これに木梨は「俺、余計なこと言った?」と笑わせると、水谷は「いいんじゃない」と応じたのだった。

ネットでも予想沸騰!後任は反町と同じ事務所の俳優?

次の「相棒」が誰になるのかというのは、ネットでも数々の予想が展開されているところだ。ネット上で期待と共に多くの人が挙げた名前は、藤原竜也、田中圭、竹野内豊など。また、時代の流れとして女性が出てくるのではないかという予想をしている人も少なくない。

また、週刊誌の『女性自身』が後任となる相棒候補を挙げたこともあった。同誌は、水谷の相棒を務めるには、1シーズンで2クール放送され、撮影は7カ月に及ぶことからそのスケジュールを長期間確保する必要があることを指摘。

さらには、知名度も重要で、主演経験のある若手や、バイプレーヤーの30~40代がベストなのだという推理をもとに、中村倫也、山崎育三郎、尾上松也、松坂桃李、福士蒼汰の5人の名前を挙げていた。

あわせて、「可能性が高いのは反町と同事務所の俳優」という持論も展開。山崎と福士は反町と同じ事務所。そして、中村と松坂は娘で女優の趣里と同じ事務所なので、可能性は高いのでは、とした。

番組終了の可能性も?水谷が今年で70歳

とはいえ、水谷は70歳で「相棒」からの卒業を周囲に公言しているとの報道もある。今年7月で70歳を迎えるだけに、まず、新シーズンの放送自体があるかどうか自体が微妙だという声もある。

以前から水谷豊は、「視聴率を15%切ったら辞める」と言っていたこともあったという。実際には、ここ数年は15%を切ってしまうこともあったのだが、それでも続けてきた。

その中でも、キャスティングにまで権限を持つほどの水谷に対しては、テレビ朝日の早河洋会長が「水谷さんには80歳まで『相棒』を続けてもらいたい」と期待を寄せているのだそう。

「ソリ」と呼んでかわいがり、家族ぐるみの付き合いをし、俳優としても褒めちぎっているという反町の卒業を受けて、水谷が自身も身を引くタイミングとする可能性もないにはないが、木梨憲武のラジオに出演した際の「もう間もなく発表するから、ちょっと待って」という答えからは、続編があることを思わされる。

次の相棒が誰になるのか、続報が待ちきれない。