山田隆夫さん笑点で号泣「早すぎるんだよ」!円楽さん追悼特番15時50分に決定

落語家の三遊亭円楽さん(享年72)が9月30日に肺がんで亡くなったことを受け、日本テレビ演芸番組『笑点』(毎週日曜 後5:30)は、10月9日の通常回で円楽さんを追悼する特別版、そして10日に追悼番組(後3:50※関東ローカル、ほか一部地域)の放送を決定した。

また10月3日には、同番組で約40年にわたって「座布団運び」を務めている山田隆夫が、生放送に出演した際に円楽さんを思い「早すぎるんだよ!」と号泣するという、胸をしめつけられる場面もあった。

三遊亭円楽さんが肺がんで死去・享年72歳

演芸番組「笑点」のレギュラーとして活躍した落語家の三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名会泰通〈あい・やすみち〉)さんが9月30日、肺がんで死去した。72歳だった。葬儀は近親者で営むといい、後日、お別れの会を予定している。

1977年から国民的番組「笑点」のレギュラーとなり、大喜利ではインテリ風の毒舌で、故・桂歌丸さんとの掛け合いで人気となった。また、臨時で司会をすることもあった。

2007年から福岡市などで秋に開催される「博多・天神落語まつり」をプロデュースするなど、落語の場以外でも活躍した。2018年に初期の肺がんを公表していた。今年1月には脳梗塞で入院し、リハビリを重ねて8月に高座へ復帰。

高座後にはインタビューにも応え、涙ながらに、「死ぬまで落語を」と語っていた円楽さん。故・桂歌丸さんへの憎まれ口を叩くなど、おなじみの毒舌を発揮しており、順調に快復しているかに見られたが、その後肺炎で再び入院していた。

肺炎は軽度のものだったといい、その後肺炎は軽快したという。そして肺がんの治療を再開した矢先に、帰らぬ人となった。

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