「愛は勝つ」歌手KANさん61歳で死去の死因はがんだった?先月には渡仏

メッケル憩室がんとは?

KANさんが公表していた「メッケル憩室がん」というあまり聞き慣れない病名だが、これは一体どういう病気なのだろうか。「メッケル憩室」とは、小腸に見られる袋状の突起物。胎児の時、へその緒と小腸をつないでいた卵黄管が消えずに残ったものだという。

ほとんどの場合、卵黄管はなくなるが、人口の2~4%くらいの割合で残っているといわれているものだそうだ。また「メッケル憩室」にがんが発生すると、下血や、腹痛を伴うことがあるという。

この部位をもっている人が少ないうえに、そこにがんができる割合となれば、この病気にかかることはさらに低い可能性だということが予想ができる。

実際に「メッケル憩室がん」は医療者の中でも珍しいがんとして知られ、早期の診断は難しいとされていて、アメリカでの報告によれば、1973年から2006年のがん登録のデータを分析したところ、罹患率は1000万人当たり1.44人だったということだ。

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