28年間に及び「国民的アイドルグループ」として活躍し、2016年に惜しまれつつも解散したSMAPの元メンバー稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾ら「新しい地図」の年末に注目が集まっているようだ。
ネット記事や週刊誌では、独立した元SMAPメンバーで結成された「新しい地図」が紅白歌合戦に出場できるのかどうかと報道が加熱している。
そんな中、紅白出場の可能性が一気に高まったと一部ネット記事や週刊誌で話題となっている。その理由というのがNHKの元SMAPメンバーで結成された「新しい地図」への配慮だった。
元SMAPというキーワードは使用禁止のハズが
最近の報道でジャニーズ事務所サイドが「SMAP」や「元SMAP」というキーワードの使用を禁止していると話題となっていた。
10月16日付の東京スポーツによると、ジャニーズ事務所に所属している木村拓哉と中居正広を「元SMAP」と呼ばないように、使用禁止令を通達したと報じていたのだった。
各メディアも、ジャニーズ事務所から独立し活動していた「新しい地図」のメンバーをメディア側の忖度が働いて「元SMAP]とは呼ばないようになっていた。
ところが、NHKはおかまいなしに元SMAPとして香取慎吾を紹介し、芸能関係者の間では話題となっている。
NHKが新しい地図をバックアップ
11月1日に放送されたNHKの報道番組「ニュースチェック11」では、香取慎吾が元SMAPという肩書きで紹介されファンからは歓喜の声が上がるとともに、芸能関係者はNHKの紹介の仕方に驚いている。
香港の文化や観光などの魅力を紹介するイベントについて「ニュースチェック11」では、イベントのオープニングセレモニーにで元SMAPのメンバーでアーティストとしても活動する香取慎吾が特別ゲストとして登場したと報じた。
さらには今回のニュースに「香取慎吾さん香港の魅力発信」とのテロップを出し、NHKでは新しい地図をバックアップする姿勢を示したも同然だと業界はざわついていると報じられている。
紅白出場の可能性
NHKの姿勢が元SMAPである「新しい地図」の3人をバックアップしたというのが本当であれば、年末に放送される紅白歌合戦の出場の可能性が一気にアップした。
紅白歌合戦にはこれまでジャニーズ事務所から5組以上のグループが出場するなど、NHKとジャニーズ事務所の関係は良好で持ちつ持たれつという関係だった。
しかし、元TOKIO・山口達也の不祥事により若者からの支持も高かった「Rの法則」(Eテレ)が強制終了し今年はジャニーズ事務所とNHKの間に大きなヒビが入ったと言われている。
さらに、情報番組の「あさイチ」ではV6・井ノ原快彦が降板したが、草なぎ剛がナレーターを務める「ブラタモリ」は継続されており、報道番組では香取慎吾を全面的に押した。
NHKの後押しで紅白歌合戦出場も現実味を帯びてきたのだ。
さらに後押しが!
さらに、紅白歌合戦の出場に不可欠なオリジナルソングという面でも、新しい地図は3月19日にパラスポーツ応援チャリティーソングの「雨あがりのステップ」を配信リリースしている。
ジャニーズ事務所への忖度が働いたのか、あまり報道されなかったが同曲はiTunesをはじめ数多くの配信チャートで1位に輝いており、アーティストとしての実績は十分の実力とも言える。
新しい地図の紅白歌合戦の出場が叶えば、新しい地図の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾はジャニーズ事務所退所後初めて、ジャニーズ勢との共演を果たすことになる。
紅白歌合戦へ向け、ファンのみならず芸能関係者もNHKの行動に注目している。歴史的瞬間が訪れるのか新しい発表を楽しみに待ちたい。