映画「来る」のあらすじと「ぼぎわん」の正体とは?新しい恐怖に期待

第22回日本ホラー小説大賞にて大賞を受賞した著者・澤村伊智によるデビュー作「ぼぎわんが、来る」が映画化することがわかった。2019年に全国東宝系にて公開され、主演は岡田准一が務める。

ホラー映画というと「リング」や「呪怨」が代表作といっても過言ではないが「ぼぎわん、来る」はまた新しい怖さを持った作品である。今回は、「ぼぎわん」とはいったい何なのか、あらすじはどういったものなのかを見ていこうと思う。

「ぼぎわんが、来る」のあらすじ

東京の製菓メーカーに勤める田原秀樹は、妻・香奈との間に生まれた娘・知紗の面倒をよく見る「イクメンパパ」として私生活をSNSに投稿をしている。一見幸せそうに見える田原秀樹には実は忘れることができない何とも言えない不吉な経験があった。

ある時、原田秀樹の勤める会社に訪ねてきた女性からの伝言を取り次いだ部下が原因不明の噛み傷を負い、病院に搬送されるも精神的に参ってしまい精神科に入院することなったり、田原秀樹の元に不審な電話やメールが届く奇妙な出来事が連続して起こった。「さすがにこれはおかしい」と思った田原秀樹は霊媒師をしている野崎昆の彼女の比嘉真琴に相談したところ、彼を襲う存在の凶悪さを知ることになる。

この得体のしれない存在から大切な家族を守るために田原秀樹はある考えにたどり着いたが、果たして「ぼぎわん」の間の手から無事に逃げ切ることができるのだろうか…。

ぼぎわんの正体とは

祖母や霊媒師から「奥さんを大事にして」と言われた田原秀樹だが、田原秀樹はこれ以上ないくらい大事にしていると信じて疑わなかった。一方、我慢に我慢を重ねてきた祖母と妻である香奈が「ぼぎわん」を呼んでしまう。つまり田原秀樹はイクメンではなかったということになる。

「ぼぎわん」は家庭に隙間があると入ってくるその正体は、夫に苦しめられる女性の恨みを糧に出現する。「ぼぎわん」はなぜ田原秀樹の子供・知紗をさらおうとするのか。「呼ばなければ来ない」とはどういうことなのか。その真実は映画で明らかになるだろう。

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