「アキラとあきら」竹内涼真と横浜流星の豪華W主演!キャスト続々発表

竹内涼真と横浜流星がダブルを主演を務めた「アキラとあきら」の初映像となる特報がYouTubeで解禁された。あわせて、上白石萌歌、江口洋介、満島真之介ら総勢22名の新キャストも明らかになった。

池井戸潤の同名小説を三木孝浩が実写化した本作では、同じ“あきら”という名前を持つ町工場の息子と大企業の御曹司が、真逆の信念を持ちながら巨大企業の再建に挑むさまがつづられる。

竹内涼真と横浜流星のダブル主演に注目

同じ「あきら」という名前をもつ2人の運命が絡み合っていく本作品は、今年8月26日公開予定。WOWOWでも連続ドラマとして映像化された作品だ。原作は、「半沢直樹」「陸王」など数々のヒットを飛ばしてきた池井戸潤。

町の零細工場の息子と大企業の御曹司という、生まれた環境が全く違う2人の「あきら」が銀行員となり、真逆の信念を持ちながら巨大企業の再建に挑むさまがつづられる。

竹内涼真は人を救うバンカーになりたいと熱き理想を持つ山崎瑛(アキラ)、横浜流星は情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂彬(あきら)を演じた。

父の町工場の倒産を経験し「人のために金を貸す」という熱き信念を持つようになった山崎瑛(アキラ)と、親戚とのあつれきや足の引っ張り合いに嫌気が指し後継ぎの座を退いた階堂彬(あきら)という、2人の織りなすストーリーに注目だ。

また、日曜劇場『ドラゴン桜』での好演が話題となった高橋海人(King & Prince)が、横浜流星演じる兄・彬に代わって、老舗海運会社・東海郵船の社長となる龍馬を演じることはすでに報じられていた。

そして今回、山崎瑛と階堂彬が入社した産業中央銀行の上司や後輩をはじめ、2人の脇を固めるキャスト陣が発表された。その数22名だ。

追加キャストに上白石萌歌、江口洋介など

このたび、「アキラとあきら」の初映像となる特報がYouTubeで公開され、あわせて追加キャストも明らかになった。

上白石萌歌が、先輩である山崎と階堂に憧れる若き銀行員・水島カンナを演じる。また、奥田瑛二は伝説のトップバンカーとして知られる融資部長の羽根田一雄を演じる。山崎の上司であり、融資の確実性を最重要視する上野支店の副支店長・不動公二を、江口洋介が演じた。

山崎が銀行員を志すきっかけになった人物の工藤武史に満島真之介、山崎の実家が経営していた山崎プレス工場の従業員・保原茂久に塚地武雅(ドランクドラゴン)が起用された。

また、山崎が融資を担当する取引先・井口ファクトリーの社長・井口雅信には宇野祥平をキャスティング。階堂の父で東海郵船の社長・一磨には石丸幹二、階堂の叔父であり東海観光の社長・崇には児嶋一哉(アンジャッシュ)、同じく階堂の叔父で東海商会の社長・晋にはユースケ・サンタマリアが起用された。

お笑い芸人のキャスティングが多いことも特徴の1つだろうか。特報には同期のライバルとしてしのぎを削る山崎と階堂の姿をはじめ、2人を取り巻く人物たちの姿が収録されている。

上記のメンバーのほか、戸田菜穂、野間口徹、杉本哲太、酒井美紀、山寺宏一、津田寛治、徳重聡、矢島健一、馬淵英里何、山内圭哉、山村紅葉、竹原慎二、アキラ100%も出演していることがわかった。

主演2人のコメント

「陸王」など過去にも池井戸潤原作のドラマに出演した経歴がある竹内涼真は、以下のようにコメント。

池井戸さんの作品に出演させて頂くのは3度目で、ご縁があるなと感じています。過去2作では企業側の立場でしたが、今作で初めて銀行マンを演じさせて頂きます!

大きな壁にぶち当たり、苦しんで、時にぶつかり合って奮闘するリアルな姿を表現することにこだわり、現場で三木監督や流星君と話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました。

全国の働くみなさんにエールを送れるような映画になっていると思います。

是非スクリーンでご覧いただけたら嬉しいです!

映画ナタリー

また、もう1人の主役である横浜流星は、大企業の御曹司役ということで、所作や立ち振る舞いから取り組んだという。

池井戸さんの作品は以前から好きだったので、参加することができ、嬉しいです。

大企業の御曹司でありながら銀行員ということで、姿勢や立ち振る舞い、堂々とした存在感を意識していました。銀行員としても一から学びました。

竹内くんとは見つめ合うシーンが多く、「照れるね」と笑いながらも熱く意見を交わし合い、2人の関係性を作っていきました。

生まれも育ちも違い宿命を背負い、運命に抗って生きてきた2人が出会い、お互いを認め合い、刺激しあいながら苦悩と向き合い、手を取り合う。

そんな2人のライバルでもあり硬い絆で結ばれている関係性は台本を読んで、素敵だなと思ったし、心が熱くなりました。

スピード感がありラストにかけて高揚感を感じてもらえると思いますのでお楽しみに。

映画ナタリー

企画・プロデュースを担当した青木泰憲氏は、主役2人のキャスティングについて、「熱い感情を持った役柄を数多く演じ、内から溢れ出る情熱を感じさせる竹内涼真さん、武道で身に着けた美しい所作に加え、醸し出す雰囲気に芯の強さを感じる横浜流星さんなら間違いなく山崎瑛と階堂彬を体現し、池井戸さんがこの作品に込めた思いを観客に届けてくれると確信しました」と自信のコメント。

映画公開が待ち遠しい。