40年連載の「こち亀」がついに終了!最終回は9月17日発売の200巻

週刊少年ジャンプで40年にわたって連載の人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、9月17日に発売される最新号で連載を終える。

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」通称「こち亀」は、東京の下町を舞台に主人公のお騒がせ警察官「両津勘吉」が巻き起こすギャグマンガ。

東京・葛飾区亀有出身の漫画家、秋本治さんが、昭和51年に「週刊少年ジャンプ」で連載を始め、その後一度も休むことなく連載。

「こち亀」は秋本治さんの判断により、9月17日に発売される雑誌の最新号をもって連載を終える。

連載40年で終了最終回を迎える「こち亀」

「こち亀」の単行本は199巻まで発売。累計発行部数は1億5000万部を超え、世代を超えて親しまれている。

週刊少年ジャンプの「こち亀」連載終了と同じ日に最終話を収めた最新巻を同時に発売し、200巻で終了する。

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連載終了について秋本治さんは、

「びっくりさせて申し訳ないです。200巻は作家にとって勲章みたいなものです。両さんの引き際としては、200冊残して40周年で祝ってもらってスッと消えるのがやっぱりいちばんよい大団円の場かなと思い、それで決めました。本当に作者冥利(みょうり)に尽きる話です」

とコメント。亀有駅前では「こち亀」終了に惜しむ声も

亀有駅前では「こち亀」終了に惜しむ声も

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「こち亀」の舞台で、主人公の「両津勘吉」の銅像が立つJR亀有駅前では多くの人から連載終了を惜しむ声が。

「漫画もアニメも小さいころからずっと見ていたので、終わってしまうと聞いて悲しいです。もっと続けてほしいですが、作者の方には今まで本当にありがとうございましたと伝えたいです」

「連載終了と知った時は本当に驚きました。昔からずっと読んでいたので残念だし、さみしいです。漫画の中で、両さんがうまくいかないことや縦割り社会の窮屈さも、わーっと風穴を開けてくれる姿が爽快で大好きでした」

「日本だけでなく、世界からお客さんが買いにきてくれて、亀有は『こち亀』の街としてにぎわってきた。何らかの形でこれからも続けてもらいたい」

と、たくさんの「こち亀」の終了を惜しむ声が。

「こち亀」作者の秋本治さんは、すでに次の作品についての構想を練り始めているという。次回作にも注目したい。