こうの史代のマンガを原作とする劇場アニメ「この世界の片隅に」で、能年玲奈から改名した「のん」が主演を務めることが決定した。
劇場アニメ「この世界の片隅に」は戦時中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いてたくましく生きる女性・すずの姿を描く物語。
主人公・すずを能年玲奈から改名した「のん」が演じるほか、細谷佳正、稲葉菜月、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世らが共演に名を連ねる。
監督を務めたのは「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直。今回の発表とともに、YouTubeにて本予告が公開された。
能年玲奈から改名「のん」主演「この世界の片隅に」
出典:twitter画像
能年玲奈から改名の「のん」は、今回の「この世界の片隅に」主演決定について
「すごく本当に、とんでもなくうれしくて、なんか地面からふわっと浮いちゃいそうなくらいうれしかった」
「普通に生活しているとか、ただ生きているっていうことが、ああやっぱり普通っていいな、と思える映画だと思うので、そういうのを感じていただきたいなと思います」
と、主演が決まったことに喜びのコメント。
能年玲奈から改名した「のん」の声を聴くことができる本予告では、呉に嫁いできたすずが、戦争の暗い影に日々の生活を脅かされながらも毎日を楽しんで生きていく姿が映し出される。
「のん」が主演する「この世界の片隅に」の予告動画・公開日
予告動画の最後には「ありがとう。この世界の片隅に、うちを見つけてくれて」という「のん」が演じるすずのセリフも。
「この世界の片隅に」は11月12日より東京・テアトル新宿、ユーロスペースほか全国でロードショーが決定している。