2015年に放送された綾野剛(35)主演のTBS系連続ドラマ「コウノドリ」の続編が今年10月から再び連続ドラマとして放送される21日と発表された。
ドラマ「コウノドリ」続編となる第2シリーズ(金曜午後10時)のキャストには、前作に続いて主演の綾野剛、松岡茉優(22)坂口健太郎(25)星野源(36)ら人気俳優陣が共演する。
ドラマの原作は、鈴ノ木ユウ氏の漫画作品。産婦人科が舞台となる「コウノドリ」は、2012年35号から『モーニング』(講談社)で短期集中連載として掲載されていたが、2013年春から正式な連載となった。
2015年には第39回講談社漫画賞・一般部門にノミネートされ、翌年の2016年には第40回講談社漫画賞・一般部門受賞。2015年10月から実写テレビドラマ化され放送され話題となった。
豪華なキャストで話題となった前作
物語の主人公となる綾野剛演じる鴻鳥サクラは、産婦人科医で、謎のジャズピアニストベイビーでもある。温厚な性格、冷静な判断力を持つ。ベイビーの素性として「年齢経歴は不明わかっているのは児童養護施設で育ったということだけ」とあり、鴻鳥自身も児童養護施設で育っている。
松岡茉優が演じる下屋カエは、28歳で医師としてはまだ若手。同じ若手であるはずの同期の白川(新生児科医)の生意気ともとれる態度に腹を立てている。ベイビーのファンを自称しているが、鴻鳥がステージに立つ場合下屋が当直になり、ライブに行けたことはない。アルバイト先の妊婦が亡くなったことを機に、希望して救急救命科に異動。
星野源が演じる四宮ハルキは鴻鳥の同期の産婦人科医。5年前のある出産を契機に患者に好かれるよりも嫌われても患者を救うことに重点を置くようになる。写真の様子や5年前の件で泣きながら話す姿から旧知の仲ということが伺える。
坂口健太郎演じる周産期母子医療センター・新生児科の白川領は、新生児科医。下屋の同期で、彼女に対し歯に衣着せぬ発言が多く、下屋からは「生意気」と言われている。
内容・あらすじ
2015年10月16日からTBS系金曜ドラマ枠で綾野剛初主演でテレビドラマ化。連続ドラマ単独初主演となった綾野剛に注目が集まった。
医師であり、ジャズピアニストでもある、綾野剛演じる鴻鳥サクラがドラマ「コウノドリ」の主人公。聖ペルソナ総合医療センターを舞台に妊婦とその家族を中心にストーリーが描かれていく。
切迫流産・人工妊娠中絶など、現代社会でで話題となっているテーマごとに2話から4話で描かれる。2008年に「コウノドリ」の作者・鈴ノ木ユウ氏が妻の出産に立会って感動し、漫画化を企画した。
当時大阪大学病院で作者・鈴ノ木ユウ氏の妻の担当医だったりんくう総合医療センター泉州広域母子医療センター長の荻田和秀産婦人科医が主人公の鴻鳥サクラのモデルとなっている。