フジテレビ系情報番組『ワイドナショー』が2025年3月末で終了することが発表されました。
この番組は2013年にスタートし、松本人志さんがメインコメンテーターを務める中で、芸能界の裏話や時事問題を取り上げ、多くの視聴者を魅了してきました。
しかし、松本さんが降板した後は視聴率が低迷し、放送終了が決定。
その後継として発表された新番組が、サンドウィッチマンと狩野英孝さんが出演する散歩バラエティであることが判明しました。
この編成に対して、視聴者からは早くも批判の声が相次いでいます。
後継番組に寄せられる厳しい声
サンドウィッチマンと狩野英孝さんが出演予定の後継番組は、地域や人々を巡る「散歩バラエティ」という形式で、フジテレビ側は「視聴者の心温まる番組を届けたい」と意気込んでいます。
しかし、この編成に対し、視聴者の反応は冷ややかです。
SNSでは「また散歩番組?」「似たような番組ばかりで新鮮味がない」「すぐに終わりそう」といった意見が多く見られます。
他局でも同じ時間帯に似た形式の番組が存在していることから、「フジテレビの企画力の限界が見えた」という厳しい指摘もあります。
『ワイドナショー』終了の背景
『ワイドナショー』は、芸能界や時事問題を取り上げ、松本人志さんが辛辣なコメントを加えるスタイルで人気を博しました。
特に松本さんの独特な視点と笑いのセンスは、視聴者に愛されていました。
しかし、松本さんが2024年3月に番組を降板した後は、視聴率が低迷。
番組の内容も「以前ほど鋭さがない」との声が増え、放送終了に至ったと言われています。
松本さんの降板以降、後任として複数のタレントが出演しましたが、視聴者の期待を超えることは難しかったようです。
この背景が、『ワイドナショー』終了の一因と考えられています。
フジテレビの散歩番組への執着?
フジテレビが「散歩バラエティ」に注力する姿勢は、過去にも見られます。
同局では、『ぶらぶらサタデー』などの地域密着型の番組が放送されており、一定のファン層を獲得している一方で、「似たような番組が多い」という批判も存在します。
また、他局では『アド街ック天国』や『ちい散歩』といった同様の形式の番組が長寿化しており、フジテレビもその成功事例を参考にしたのではないかと考えられます。
しかし、既存の人気番組との差別化が図られていないことが、今回の批判の原因となっているようです。
サンドウィッチマンの起用への期待
一方で、MCを務めるサンドウィッチマンに対しては期待の声も寄せられています。
彼らのトーク力や人柄は広く知られており、視聴者を和ませる力があります。
「サンドウィッチマンなら楽しい散歩番組になるかも」という前向きな意見も見られます。
特に、これまでにも様々なバラエティ番組で地域や人々を巡る企画を担当してきた彼らは、その経験を生かして新たなスタイルの散歩番組を生み出す可能性もあります。
視聴者離れの危機とフジテレビの挑戦
フジテレビはここ数年、視聴率低迷に苦しんでいます。
特に情報番組やバラエティ番組において、固定ファンを獲得できるコンテンツの開発が課題となっています。
今回の後継番組の編成についても、企画力や独自性を疑問視する声が多く寄せられており、視聴者離れを防ぐための工夫が求められています。
まとめ
『ワイドナショー』の終了と後継番組としての散歩バラエティの発表は、視聴者の間で賛否を呼んでいます。
松本人志さんの降板後の番組運営や、フジテレビ全体の番組編成の方向性にも疑問が投げかけられる中、サンドウィッチマンと狩野英孝さんが出演する新番組がどのような形で評価されるのか注目されます。
視聴者の期待に応えるためには、単なる散歩番組にとどまらず、フジテレビならではの独自性を打ち出すことが鍵となるでしょう。
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