藤原紀香が旦那・片岡愛之助と結婚後初の共演!映画「翔んで埼玉」舞台はまさかの関西

兵庫県・西宮市出身の俳優・藤原紀香が、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)に、神戸市長役で出演することが発表された。先に大阪府知事・嘉祥寺晃役で出演が発表されていた夫の片岡愛之助と、結婚後初となる共演が実現することとなった。

そもそも、『翔んで埼玉』なのになぜ副題に「琵琶湖」とあるのか。今回の舞台はまさかの関西だという。追加で発表された豪華キャストらを含め、映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の見どころをご紹介しよう。

映画『翔んで埼玉』なぜ舞台が関西?

テレビアニメ化もされた大人気漫画「パタリロ!」の作者で知られる漫画家・魔夜峰央(まや・みねお)氏の作品である『翔んで埼玉』は、1983年に発表されたコメディ漫画。

本人が当時住んでいた埼玉を思い切り自虐的に描いたギャグ漫画だったが、3話まで連載したのち未完のまま終了。この作品が30年以上の時を経て2015年に復刊されると、SNSなどで大反響を呼び、実写映画化されることになったというのが経緯だ。

興行収入37.6億円を叩き出した、2019年の映画『翔んで埼玉』は、「テルマエ・ロマエ」の武内英樹監督指揮の下、主演の二階堂ふみ、GACKTをはじめ、強烈な個性のキャスト陣が怪演し、大きな話題となった。

そのあらすじというのはこうだ。その昔、埼玉県人は東京都民からそれはひどい迫害を受けていた。通行手形がないと東京に出入りすらできない。持っていないことが見つかると強制送還されるなどなど――。

東京にある超名門校・白鵬堂学院では、都知事の息子の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、エリート都民であることを鼻にかけて埼玉県人を底辺とするヒエラルキーを築き、その頂点に立っていた。しかし、そこにアメリカからやってきた容姿端麗な転校生・麻実麗(GACKT)が現れて、百美の運命は狂い始める。麻実麗は、実は隠れ埼玉県人だったのだ――。

そして劇中で東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人は、最終的に麻実麗(GACKT)・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により通行手形制度撤廃を勝ち取り、平穏な日常を手に入れた。

それがこのたび今年11月に公開される続編映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』では、舞台が関西に移る。さらなる自由と平和を求め、埼玉解放戦線の「埼玉に海を作る」という野望が関西に飛び火するとのことだ。

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