榮倉奈々復活でトレンド入り!松本潤主演の劇場版「99.9」木村文乃は?

嵐・松本潤の主演映画「99・9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」(12月30日公開、木村ひさし監督)に、榮倉奈々が復活出演することがわかり、ツイッターで「榮倉奈々ちゃん」がトレンド入りを果たした。

榮倉奈々は2016年に俳優の賀來賢人と結婚しており、2020年8月に第2子の妊娠を発表して以来、芸能活動を休止していた。そのため、今年2月に第2子出産を発表して以来、初の仕事となる。

「99.9」は2016年と2018年にそれぞれ連続ドラマとして放送されていたTBSの人気ドラマ。2016年には榮倉奈々が、2018年には木村文乃がそれぞれ主役である松本潤のバディーとしてヒロインを務めていた。

主演松潤!ヒロインは杉咲花

「99.9-刑事専門弁護士-」は、有罪率99.9%という刑事弁護の世界を舞台に、0.1%の可能性にこだわって事実を追求する弁護士たちを描く。主人公の弁護士・深山(みやま)を嵐の松本潤が演じる。

松本にとって映画出演は、2017年10月公開の「ナラタージュ」以来、実に4年ぶり。有村架純と共演の、恋愛映画だった。嵐の活動休止後、松本にとっては初めての大仕事でもあり、関係者やファンは劇場版「99.9」のヒロインが誰に決まるのか早い時期から注目していた。日刊ゲンダイは以下のように語っている。

松本は08年公開の映画『花より男子ファイナル』で興収77億5000万円を叩き出して以降、映画に関してはあまり成績が振るいません。その原因について、『ヒロインとの相性がイマイチ』とみる演出家が少なくありませんでした(芸能プロ関係者)

日刊ゲンダイ

確かに振り返ってみれば、映画「花より男子」のヒロインは、言わずと知れた恋人である井上真央。それ以降の映画での共演者といえば、「陽だまりの彼女」の上野樹里、「ナラタージュ」の有村架純といずれもトップ女優だが、なぜか大ヒットには結びつかなかった。

そしてヒロインが誰になるのかと大いに注目が集まっていたところ、今年5月、劇場版「99.9」のヒロイン役として発表されたのが杉咲花。意外なほどに年齢差のあるヒロインとなった。

“東大卒の聡明なアラサー若手弁護士”という役どころからするとあまりに若すぎる人選なのだが、それでも杉咲花が選ばれたのには、彼女の演技力の評判の高さが関わっているようだ。

芸能関係者によれば、同じくジャニーズである木村拓哉と共演した映画「無限の住人」や、King&Princeの平野紫耀(しょう)と共演した連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の評判が良かったことも関わっているのでは、とのことだ。

これまでには松本、杉咲のほか、俳優の香川照之・西島秀俊らの出演が発表されており、映画版ビジュアルとしても松本、杉咲、香川が並んだものが起用されていた。

出典:シネマトゥデイ

榮倉奈々だけじゃなく木村文乃も!

そんな中で、追加キャストが発表された。そのうちの1人が、冒頭でご紹介したように、初代ドラマ「99.9」でヒロインを務めた榮倉奈々だということで、各SNSは沸き立っている。

出典:オリコンニュース

しかも、復活するのは初代ヒロインの榮倉だけではない。2代目ヒロインの木村文乃も劇場版に出演するということがアナウンスされたのだ。ドラマシリーズの豪華レギュラーキャスト陣の出演に、劇場版への期待もさらに高まってきた。

また、榮倉、木村のほかには、青木崇高(むねたか)、笑福亭鶴瓶、奥田瑛二、岸部一徳ら、ドラマシリーズのレギュラーキャストも多数出演することが発表され、出演者が勢ぞろいしたポスタービジュアルも改めて解禁された。

出典:日刊スポーツ

初代ヒロインの榮倉は劇場版では、米国留学中の弁護士立花彩乃を演じる。また、シーズン2で新ヒロインとして元裁判官の弁護士役を務めた木村は、映画では再び裁判官として登場するとのことだ。

第2子出産後、初の仕事となる榮倉は、以下のようにコメントした。

「この度は、またまた99.9ファミリーに、パッツン前髪こと、立花彩乃先生として参加できたこと、とてもうれしく思います。撮影はあっという間に終わってしまったのですが、連続ドラマを撮影したかのような濃厚さで、とても寂しい気持ちでクランクアップを迎えました。映画館で、また深山先生のダジャレが聞ける日がとても楽しみです」

出演者コメント

また、2代目ヒロインの木村文乃は、「ドラマシリーズから3年がたったとは思えないほど、スタッフ、キャストの皆さんの熱量が当時のままでしたので、久しぶりの尾崎舞子役にもスッと入れました。長い間一緒にいた顔ぶれなので、どこか地元に帰ってきたような安心感も混ざり合った感覚でした。親父ギャグと、熱い法廷バトルが繰り広げられる作品がついに映画になります。胸を打つ作品になっていると思うので、ぜひお楽しみにしてください」とコメント。

主人公・深山に協力的な検事・丸川貴久を演じてきた青木崇高も、劇場版で同役として続投。「久しぶりの「99.9」の現場でしたが、衣装を着た松本さんと撮影に入ると、深山の自由奔放なキャラクターに、ドラマシリーズでも振り回されていたことを思い出しました。僕は検事という役どころですが、深山とは事実を追求するという熱い思いの部分で、共通しているところもあるので、今回も演じていて楽しかったです。さて、今回は映画ということで、おなじみのキャストと、新たに加わる皆さんもいらっしゃるので、僕自身も完成を楽しみにしています」とした。