俳優・ミュージシャン・モデル・映画監督としてマルチな才能を発揮し、女性から大人気のディーン・フジオカが結婚詐欺師役として主演した映画「結婚」が6月24日に全国35館で公開された。
ディーン・フジオカが女性を惑わす結婚詐欺師役として主演し話題となっている映画「結婚」の原作は、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説作品。
初音(貫地谷しほり)という妻がいながら、結婚詐欺を続ける女性の敵である古海健児(ディーン・フジオカ)と、ターゲットになった女たちの姿を通して、騙した男と騙された女たちの孤独と欲望が描かれた話題の作品となっている。
あらすじ・原作・キャスト
ディーン・フジオカが演じる古海健児は、完璧なヴィジュアルに知性的な会話を武器にその色気で女性たちを虜にする結婚詐欺師。ある日、騙された女たちが偶然に繋がり結婚詐欺師・古海健児の行方を探し始めるという物語。
あらすじ
まるで呼吸するかのように、自然にプロポーズを決める男。彼の名は古海健児。端正な容姿に気の利いた会話、捉えどころのないミステリアスな瞳、そしてどこか寂しげな横顔で瞬時に女たちの心を奪う、結婚詐欺師だ。
出会ってひと月も経たない古海のプロポーズに、家具店で働く麻美(中村映里子)は驚き戸惑いながらも、初めて訪れた幸せに舞い上がる。だが、二人で暮らすマンションの敷金として100万円を渡した直後、古海は麻美の前から姿を消してしまう。
引用:映画「結婚」 公式サイト
話題の映画「結婚」は、直木賞作家である井上荒野が「結婚詐欺」をテーマに男女の孤独と欲望を描いた小説が原作となっている。
女性に大人気のディーン・フジオカの魅力を存分に引き出した西谷真一監督が映画化。今までのディーン・フジオカのイメージを覆すと言われている2017年最大の話題と注目が集まっている。
映画「結婚」のキャストには、ディーン・フジオカを始め、柊子・萬田久子・貫地谷しほりが熱演する。
ディーン・フジオカと貫地谷しほりのキスシーン・撮影秘話
東京・角川シネマ新宿で行われた舞台挨拶で、結婚詐欺師・古海健児の妻・初音役を演じる貫地谷しほりは、映画「結婚」の撮影でのキスシーンを振り返り、
「ちょっと言いたい! 私、西谷監督と3度目なんですけど、毎回キスシーンがあって。前回やったキスシーンも、当日にいきなり『ここでキスしてくれない』と言われて。今回もねえ、ディーンさん? 当日、直前ですよね」
と、監督の西谷真一氏にキスシーンについてクレーム。また、キスシーンの撮影秘話について、
「でも、あのシーンは雨に打たれているのに、ディーンさんは背が高いから(上を向かなければならないため)私の口にえらい水が入ってくるんですよ。溺れそうでしたね(笑)」
と最高のラブシーンがおぼれかけだったことを暴露。