さらにチェ・ホンマンは以前、女子大生に対する暴行容疑で立件された事件についても釈明した。この事件というのは、2011年に自身の経営する飲食店で女子大生を暴行したとして書類送検されたものだ。
女子大生はチェホンマンから殴られたと主張したが、当時の状況について、完全に泥酔状態だった女子大生がチェ・ホンマンの服を引っ張ったり蹴りを入れたりしてひどく絡んだだけではなく、彼の両親の悪口まで言っていたとの目撃情報がインターネットを通じて続々と明かされた。
チェ・ホンマンが女性をなんとか外に送り出すも再び店に戻り、グラスを投げたりしてほかの客にも迷惑で危険な状況だったとのこと。のちに和解が成立し、チェ・ホンマンは嫌疑なしとなったが、未だにこの事件を擦ってくる人も少なくないようだ。
今回の番組ではこの件に触れ、「人々は真実よりもゴシップに夢中のようだ」とした上で、今でも「本当に女性を殴ったのか」と質問する人がいるとして悔しがったチェ・ホンマン。
これを受け、オ・ウニョン博士は「さまざまな誤解や悪質コメントによって傷が多いようだ」と話し、チェ・ホンマンの気持ちを理解した。しかし「人を避けるのではなく、ほかのやり方で対処する必要がある」とアドバイスした。
チェ・ホンマンは大阪に住んでいる？干された？
チェ・ホンマンが韓国のテレビ番組に出演するのは、2019年に韓国で放送されたチャンネルAバラエティ番組「アイコンタクト」以来、実に約5年ぶりだ。
2019年の「アイコンタクト」出演当時、できるだけ人がいない遅い時間帯に外出して、ほとんど一人でいると明かした彼は、インターネットニュースのコメントを見て「自分は大丈夫だが、父が僕より傷つかないか心配だ」と話し、その当時から人を避けている生活を送っていることを明かしていた。
その後、彼は日本のバラエティ番組に出演し、再来日して大阪に住んでいることを明かしていた。また「ファンを悲しませたことは申し訳ない。許されるなら格闘技界に復帰したい」と今後の願望を吐露していたが、現在に至るまでにまだこの願いは叶っていない。
女子大生への暴行疑惑のほか、知人から1,300万円を騙し取ったとして詐欺罪で逮捕されるなどしたことも、彼を表舞台から遠ざけた理由となったが、日本のテレビ番組に出演した際にはこの件についても釈明していたチェ・ホンマン。
知人に頼まれて金を借りて貸したが「貸した相手が金を返さなかった」のが詐欺罪の真相だと明かし、自身の潔白を訴えるも、当時はまともな捜査をされず、居場所を失ったことで、日本への再来日を決めたと語っていた。
大阪に住んでいた彼はその後、韓国・済州（チェジュ）に戻って、人の目を避けて山の中に住んでいたという。だがこうして久しぶりに韓国のテレビ番組に姿を現したということで、国内外のメディアから注目を集めることとなった。
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