俳優・佐野史郎が緊急入院!病気は深刻で余命5年?ドラマ「リコカツ」降板から2年

佐野史郎の役者魂がすごい

また他のインタビューでも、多発性骨髄腫と告げられたときの心境は?と問われると、「全然平常心で。さてこれどうしようかなって感じで。『どうしたら良いですかね?』って先生に聞いて、ひとつひとつの行程を踏んでいっただけですね」と話した佐野史郎。

「皆さんが想像するような落ち込むとか、不安になるとかは一切なかったですね」とし、あくまで冷静に、やはり淡々と対処していたことを伺わせた。

それでも治療は激痛で壮絶だったといい、特に抗がん剤治療は辛かったと言う。40度近い高熱が2週間以上続いて“骨を剣山が刺すような痛み”を感じ続けていたころには「もうダメかな」とネガティブな気持ちにもなったそうだ。

ただ、壮絶な治療すら与えられた"役柄"だと思い、"役"を演じるように治療に専念したと話した。たった1人の病室で「いや、まだまだ!」のように声に出していたという。

「この芝居が下手でね。芝居じゃないんだけど。“いや!まだまだ!”とかって。“なんだ、そのセリフの言い方”…って、一人で。もう本当に(自分が)ダメかと思っているのに“本当に死にかけている人間はそんな言い方しないだろ!”って」と、どこか俯瞰的に見ていたという。

2021年12月にトーク番組「徹子の部屋」に出演した際には(同11月収録のため病名は未発表の時点だったものの)、一時は「仕事というよりも、生きていけるのかと」という気持ちにもなったとしつつも、「退院して(撮影に)行きたい、演じたいと思った時に“好きなんだな”と実感した」と俳優業への熱意を再確認したと話した。

「治療を乗り越えれば、この経験を生かせるようになると思うし、ちゃんと向かい合う」と決意を語っており、闘病にまつわる様々なエピソードから、佐野史郎の役者魂が伺い知れる。今回の入院からも、きっとまたこれまでのように戻ってきてくれることだろう。

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