【日本ダービー】霜降り粗品(マイ億君)連勝ストップ スキルヴィングは心不全でゴール後に急死

レース直後に撮影された動画で粗品(マイ億君)は、「見事ハズレましてですね」「ソールオリエンス届かずかくそ〜。惜しかったなぁ」、「正直ダービーが1番好きなんですよ。今週はマジでダービーのことばかりを考えてたんですけど…あかんか…」と悔しさ一杯にレースを振り返っていた。

2番人気「スキルヴィング」に集まった注目

霜降り明星・粗品(マイ億君)のYouTubeのコメント欄には「おかえりマイ億」「いつもの週末に戻った男」「これが粗品の壁やろ」「呪いは強力だった」「凄まじい呪いの数々」などかつての反応が戻ってきた。

そんな中で、粗品に向けたコメントよりも数多く寄せられたのは、入線後に予後不良となった「スキルヴィング」を悼むコメントだ。

〝青葉賞優勝馬はダービーを勝てない〟というジンクスが知られる中、GⅡ青葉賞を勝ったスキルヴィング(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)がジンクスを打破するのでは?と注目されており、GⅠ皐月章を獲ったソールオリエンスに次いで、2番人気だった今回の日本ダービー。

粗品の本命馬だったソールオリエンス、そしてこのスキルヴィングが「2強」と見られていた。スキルヴィングの父はソールオリエンスと同じキタサンブラックで、腹違いの姉妹ということになる。

ジンクスを破って歴史的快挙を果たすのでは?と期待されていたスキルヴィングに乗るのは、クリストフ・ルメール騎手(44)。ルメール騎手は皐月賞3着のファントムシーフという別のお手馬もいながら、スキルヴィングとのコンビを継続させた。「この馬が好き。レースごとに良くなってきているし、ダービーはベストコンディションになる」と照準を狙いすましていた。

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