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ジャイアント白田の現在はもう食べられない!タレント活動のかたわら実業家に

そんな系譜のあるフードファイト界だが、その中でもジャイアント白田は圧倒的な強さを見せつけていたといって過言ではないだろう。2001年のTV番組「TVチャンピオン 全国大食い選手権」で準優勝デビューした白田は、その5カ月後の同大会で優勝を勝ち取り、TBSの「フードバトルクラブ」では“大食い大魔神”の異名を取り、怒涛の連覇を成し遂げた。

大食いだけでなく早食いにも定評があり、寿司20皿(40貫)を36.1秒(フードバトルクラブ3 TheSpeed・2002年)、カレーライス 20杯(10kg)を18分56秒(フードバトルクラブ The King Of Masters・2001年)、牛丼 60分で22杯(フードバトルクラブ2・2001年)など、その驚異的な記録は枚挙に暇がない。

2006~07年の「元祖!大食い王決定戦」で2連覇を果たして自らの箸を置き、引退から15年が経つ今も、その名と名勝負は大食い界に強く刻まれている。

今は「食べられないキャラ」!水曜日のダウンタウンで活躍

大食い現役当時は胃の容量を鍛え上げた白田。最大12リットルは食べていた当時の胃袋を武器に、現役引退後もバラエティ番組などではたびたび活躍していた。

しかし、現役はすでに引退しており、当時のような本気の、血のにじむような食トレーニングをバラエティ番組出演のためだけにやるわけはなく、みるみるうちに胃袋はしぼんでいく。

そうして、大食いが全然できなくなってしまった白田は、自分にバラエティ番組での居場所はあるのだろうかと思い悩むこともあったようだが、「もう全然食べられなくなってしまった白田」というのが逆にウケ、番組制作側からも喜ばれたりしたそう。

そんな白田を多用し続けているのが、お笑いコンビ「ダウンタウン」による「水曜日のダウンタウン」(TBS系)だ。たびたび出演する白田だが、まったく目の前の食事に手をつけられず、スパスパとタバコを吸い続ける姿に、思わず松本人志も「2年くらい前から『アイツを干せ』と言っているんですけど……」といじらずにはいられなかった。

「水曜日のダウンタウン」以前にも、ダウンタウンとジャイアント白田の関係性は始まっていたようだ。バラエティ番組「リンカーン」でも様々な企画に出演しており、その頃からダウンタウンの2人にも信頼されていたのだろう。

だが、「食べられないキャラ」を確立するのにも、最初は葛藤があったようだ。あれだけ大食いの最強として名をとどろかせていただけに、食べられない姿を見せるのはやはり抵抗があったという。

「最初はむちゃくちゃ抵抗がありましたよ。バラエティとはいえ、大食いの白田なのにこの記録はしょぼすぎると思って、こっそり胃の容量を増やして臨んでいた時期もありました。だからといって、そんなに食べられるわけでもないし、仕事で大食いする機会が減っていくにつれて、胃がどんどん縮んじゃうんですよ。もう抗えないなって思ったときに振り切って、今のスタイルを確立しました。今は大食いする気もないですから。食べられないのをイジられることへの抵抗感は全くなくなりましたね」

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