大人気女優・広瀬すず(19)がNHK連続テレビ小説通称朝ドラ「夏空」にヒロインに抜擢されたことが20日に発表され注目されている。
朝ドラ初出演となる広瀬すずは、今回ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説通称朝ドラ「夏空」はオーディションではなく、制作側のラブコールで大抜擢となった。
記念すべき100作目となる「夏空」ヒロイン発表は、長期にわたる撮影日程となっており、99作目のヒロイン発表を待たず、放送の1年5カ月前に異例のスピード発表となった。
NHK連続テレビ小説ヒロイン決定した広瀬すず
記念すべき100作目の朝ドラ「夏空」ヒロインを務めることとなった広瀬すずは、東京・渋谷のNHKで会見。
「(朝ドラ)100作目というのはすごく大きな数字。プレッシャーを感じていますが、新しい風を吹かせたいです」
と、初挑戦となる朝ドラヒロインについて熱演することを約束。2019年度前期となる「夏空」がスタートする2019年4月時点で20歳となる広瀬すず。
NHK朝ドラ記念作で国民的女優へと飛躍することとなるかどうかに注目が集まっている。
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「夏空」
100作目となる2019年度前期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「夏空」は、昭和の高度経済成長期に北海道で育った主人公なつが草創期のアニメ業界で奮闘するオリジナルの感動作となっている。
通常、朝ドラのヒロインはオーディションで決定するが、今年度前期に放送された「ひよっこ」の有村架純(24)の時と同様にNHKから直接指名で選ばれたようだ。
劇中では北海道の四季を描くこととなる「夏空」は来夏にクランクインし、撮影は1年4カ月を予定している。
制作陣は長期ロケの準備などを見据え、今回は放送開始の1年5カ月前という異例のスピード発表となった。
脚本はこれまで連続テレビ小説『てるてる家族』、大河ドラマ『風林火山』などを手がけてきた大森寿美男氏が担当。日本アニメーションの草創期をテーマに描く。
「夏空」あらすじ
戦争で両親を失った終戦後、養父とともに北海道・十勝地方に移住する少女・奥原なつ。大自然の中、酪農を営む家で開拓者精神を学びながら傷ついた少女は天真爛漫に育ち、小学校ですてきな馬の絵を描く少年との出会いをきっかけに漫画映画(アニメ映画)に興味を持った。
高校卒業後は上京し、当時は草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込みデッサンの特訓をしながら十勝で育んだ豊かな感性を発揮する奥原なつは気鋭の女性アニメーターとして活躍することとなった。
広瀬すず演じるヒロイン奥原なつ
1937年、東京生まれ。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎さいたろう、妹・千遥ちはると別れ、父の戦友だった柴田剛男たけおにひとり引き取られ、北海道・十勝に移り住む。
柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民一世である剛男の父・泰樹たいじゅから、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。
高校卒業後は上京して、当時、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽やまだ てんようから、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。
引用:NHK公式サイト
見どころとは?
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「夏空」のヒロインに抜擢された広瀬すず。その抜擢理由に「三度目の殺人」や「先生!、、、好きになってもいいですか?」など映画で見せる幅広い演技力に磯智明チーフ・プロデューサー(51)が惚れこんだようだ。
「夢や希望に向かって進む朝ドラのヒロイン像に加え、今回はダイナミックなストーリー展開に対応する繊細な演技力が要求される」
と、広瀬すずのダイナミックなストーリー展開に対応する繊細な演技力が起用理由だと磯智明チーフ・プロデューサーは説明している。
広瀬すずが20歳を迎える2019年度前期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「夏空」で国民的大女優となることができるかどうか注目したい。