新しい学校のリーダーズとは?紅白出場決定も歌詞に「生理的に無理」の声

新しい学校のリーダーズ、ヒットのきっかけは

グループのコンセプトは「自由と個性ではみ出していく」「青春日本代表」で、パワフルな歌唱と型にはまらない個性的なダンスが特徴だ。独特の感性で知られるSUZUKAは約2カ月前に眉毛をそり、「ツルっと感を増したくて」とイメチェンをしている。

結成前の4人はそれぞれスクールやバックダンサーなどでダンスを学び、楽曲の振り付けは自身で構成している。「首振りダンス」について、サンケイスポーツの取材に対しSUZUKAは「(手応えとして)『よっしゃ~』というほどでもなく、ナチュラルに生まれた」としている。

またKANONは「動画も(当時は)全くバズらず…」と苦笑するも、今年の「新語・流行語大賞」のノミネート30語に選ばれるまでになった。

大ヒットのきっかけは、今年1月の再放送で「オトナブルー」の映像が流れたNHK音楽番組。2021年にアジア系カルチャーを発信する米レーベル、88risingから世界デビューしており、過去の海外公演でファンが撮影した多数の「オトナブルー」の動画再生回数が連動で急増。ほかの楽曲の再生数も伸びて認知が広がった。

ブレーク前は街でチラシを配るなどPR活動も積極的に展開したメンバーら。MIZYUは「セーラー服と白の上履き姿で踊ったり肩車をしながら渡したので、変な目で見られたけど、メッチャ楽しかった」と振り返り、RINNも「ライブでお客さんが2、3人のときがあって、その一人がお父さんだったけど楽しかった」と懐かしんでいた。

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