須藤元気の現在は居酒屋のオヤジ！
そしてこのたび、須藤元気の現在を報じたFRIDAY。その内容によれば、現在は家業でもある居酒屋の店頭に立っているというんです。その現場は東京・江東区。「磯幸」というお店だといいます。
須藤元気はこのお店について、もともと両親が切り盛りしていた店だったが、昨年末に母が他界したことをきっかけに店に立つことにしたと話しました。「来年で店は50周年なんです。歴史を途絶えさせてはいけないと」と話しました。
本人のインスタグラム投稿によれば、この店に立つことにより、2019年に西日暮里にオープンした居酒屋「元気な魚屋さん」からは身を引き、友人が引き続き経営していくことになったといいます。
もともと家業を継ぐことは避けていたといいますが、自分で店を経営した経験を経て、「店を切り盛りしていた両親の凄さに気づいた」「ヤキトリを焼き、皿洗いをするなかでも気づきがあった」と話します。
また、顧客は10円単位で注文する品を選ぶとも話し、「『安くてありがたい』と言われます。それほど世の中は大変なのです」と、物価が上昇し、税金が増える一方で賃金は上がらないという現状にも苦言。
「政治家の巨額の裏金が世を騒がせていますが、庶民の感覚とかけ離れていることの証左ですよ。僕は国会議員でもあります。地に足ついた感覚、リアリティーを大事に政治も店もやっていきたい」と話したといいます。
2009年には唎酒師資格試験に合格し、2021年には調理師試験にも合格していた須藤元気。その時点では母が他界という悲しい出来事が待ち受けているとは予想しなかったでしょうが、取得してあった資格が役立つこととなりましたね。
須藤元気は現在無所属
須藤元気本人も取材応対の中で「僕は国会議員でもあります」と言っているように、2019年からは国会議員（参議院議員）としての活躍もしています。ここで、そもそも国会議員が居酒屋兼業していいのか？という疑問も湧きますよね。
実は、国会議員は大臣以外は副業が可能なんだそうですよ。そのため、何もルール違反はしていないんですね。仮に居酒屋で働いていなかったとしても、YouTubeでの収入などもあるでしょうしね。
そんな須藤元気の国会議員としての立ち位置はというと、最初こそ立憲民主党公認で立候補して当選を果たしたものの、翌年には消費税の考え方などの意見の相違を理由に離党の意思を表明。
「『消費税減税と言うな』と言うが、いいじゃないか、言ったって」と、当時の党の幹部を批判したといいます。須藤元気の思想としては「消費税は廃止すべき」というものがあるので、相容れなかったんでしょうね。
また、2020年都知事選で、れいわ新選組・山本太郎氏を応援したいという本人の意向があったことも、当時の立憲民主党との別離の理由となっているようです。
同年に立憲民主党と国民民主党が合流して、新たに結党した立憲民主党への参加を見送った須藤元気は、それから現在に至るまで無所属となっています。
今年2月には一部のビジネス紙が、4月に控える衆院3補選で立憲民主党が須藤元気を擁立する可能性を報じていました。知名度が抜群で東京都出身で影響力も強く…と条件は揃っているものの、どうなんでしょうね。
