2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に、女優・北川景子さんが出演することが発表されました。
実は意外にも、北川さんにとっては今回が“朝ドラ初出演”とのこと。
演じるのは、時代に翻弄された“元・姫”という複雑なキャラクター。
どこかミステリアスで気品あふれる北川さんにぴったり…と話題になっているこのニュースを、詳しくまとめてみました。
話題の背景
朝ドラ『ばけばけ』は、2025年後期放送の新作として注目を集めている作品。
物語の舞台は明治・大正時代、激動の時代を“変身”しながら生き抜く女性たちの姿を描いていく内容で、タイトルの「ばけばけ」には「化けて、生きる」という意味が込められていると言われています。
このヒロイン役に抜擢されたのが、髙石あかりさん。全国オーディションで約2,900人の中から選ばれた彼女は、舞台や映画でもすでに注目されていた存在です。
その親戚で“教養”を授ける重要な役として登場するのが北川景子さん。
北川さんが演じるのは、かつて小さな藩の姫として育った女性・菊乃。国の統治が変わり、地位や身分を失ったあとも、“教養”という武器を使って新たな道を生きるという役どころ。
本人もコメントで「国に翻弄された姫を、心を込めて演じたい」と語っていて、その思いがにじむ役柄になっていきそうです。
SNSの反応
この発表にX(旧Twitter)では、「北川景子 朝ドラ」「ばけばけ キャスト」などの関連ワードがトレンド入り。
特に朝ドラ初出演という点に驚く人が多くて、
「えっ、北川景子って朝ドラ出たことなかったの!?」
「もっと前から出てそうなイメージだった」
といった声が多数。やはりその“上品で芯のあるイメージ”が朝ドラの雰囲気とマッチしているため、意外性が話題になったようです。
さらに、
「景子様が“姫”役とか最高すぎる」
「着物姿が絶対似合う!楽しみすぎる…!」
と、ビジュアルや演技への期待の声も次々と投稿されていて、すでに放送前からファンの熱量が高まっています。
何が注目されてる?
① “国に翻弄された姫”という複雑な設定
北川さん演じる「菊乃」は、いわゆる“元・姫”として育ちながら、時代の波に飲まれて身分を失った女性。
しかも、周囲からは“過去の栄光にすがる女”と思われつつも、自身はそれを乗り越えて“教養”で新しい居場所を作ろうとする――そんな芯の強さを持つキャラクター。
この「時代と闘う女性像」は、まさに北川景子さんのこれまでのイメージとも重なります。
また、時代背景的にも「戦国」「幕末」とは違い、社会の仕組みが急速に変わっていく“明治・大正”ならではの不安や孤独をどう表現するのか、注目が集まっています。
② 朝ドラ×北川景子、なぜ今?
北川景子さんといえば、これまで多くの映画・ドラマで主演を務めてきたトップ女優。
にもかかわらず、なぜ今“脇役”として朝ドラに登場するのか?という点に興味を持つ人も多いんです。
実は今回の『ばけばけ』は、脚本家・吉澤智子さん(『G線上のあなたと私』『ダメな私に恋してください』など)が手がけており、以前から北川さんと親交があったとか。
脚本に惚れ込んで出演を決めたという説もあり、ファンの間では「納得の選択」「質の高い朝ドラになりそう」と期待の声があふれています。
予告動画
まとめ
北川景子さんが朝ドラ『ばけばけ』に初出演するというニュースは、意外性と期待感の両方が詰まった話題になりました。
“元・姫”という設定にぴったりなビジュアルと、芯のある演技力。
そして、教養と静かな強さで主人公を支える立場という、まさに“北川景子らしさ”が光る配役です。
明治から大正という激動の時代に生きた女性たちの物語の中で、どんな存在感を放ってくれるのか――秋からの放送が待ちきれませんね!