元ＳＭＡＰのキムタクこと木村拓哉のインスタグラムが、開設１か月弱でフォロワー２００万人を突破したことで話題となった。
だが、そこで公開した妻・工藤静香への母の日のお祝いや、娘２人の度重なる投稿などに波紋が広がっている。
先日、海外でもジブリ映画『ハウルの動く城』で「主人公ハウルを演じた声優がこんなにイケメンだったなんて！」と、意外な箇所で改めて注目を集めたばかりのキムタクの今後に注目が集まる。
キムタクインスタ解禁のワケ
インスタグラムなど個人のSNSによる情報発信を行わないことが定着していたジャニーズ事務所の所属タレントらに、変化が起こり始めたのはコロナ禍が始まってからのこと。
ライブなどの度重なる中止・延期や、各種番組での撮影が難しいことなどから、タレントらはグループ単位でSNSでの個人的な配信を「解禁」、それを有効活用してファンらに情報発信を始めた。
そんな中で、現在はソロとして活動している元SMAPの木村拓哉も、流れに乗ってか満を持してインスタグラムを始動させた。
そして家族の姿や“パパ的な発信”をし始めた木村。今まででは考えられなかった行動を起こしたこの心境の変化が、実はファンからも世間からも待望されてやまない「ＳＭＡＰ再結成」に、大きな暗い影を落としていると関係者は見ている。
夫婦円満写真も話題
４月１４日の工藤静香の誕生日には、中国版ＳＮＳの「ウェイボー」で「ｈａｐｐｙ ｂｉｒｔｈｄａｙ！」の言葉とともに、若いころのツーショット写真を投稿していた木村。
[adsense]さらに母の日の５月１０日には、「『ｈａｐｐｙ Ｍｏｔｈｅｒ’ｓ ｄａｙ！』拓哉」という言葉とともに、インスタにあげた写真は青いカーネーションの花。
長女でモデルのＣｏｃｏｍｉと次女Ｋｏｋｉ,にとっては母である、妻・工藤静香への感謝の気持ちを示したものだった。
また、４月末の写真週刊誌「フラッシュ」では、木村夫妻が仲むつまじく２匹の犬を散歩させる写真が話題を呼んだ。
さらに加えて、５月下旬の「フライデー」でも、夫婦２人で都内の動物病院に行く写真が報じられた。
このように、あきらかに偶然とは思えない、度重なる「夫婦円満」な姿の露呈が起きているのだ。
これまで結婚会見以来は“家庭のニオイ”を一切感じさせなかった木村の、ここにきての変化ぶりには、ファンも報道各所も驚き、様々な反応を見せている。
単にコロナ禍でステイホームとなったことによる影響だけとは思えない、決定的な心境の変化が絡んでいるようなのだ。
[adsense]ある音楽関係者は、
「サングラスにマスクでも一目見てキムタクと分かる姿で、堂々と２人で歩いている姿を見せたのはビックリ。今まで木村拓哉は散歩の時にも細心の注意をして、決して工藤静香と２人で出かけることはなかったため、どうした心境の変化かと話題になっているんですよ」
と、木村の変化が芸能関係者の中でも大きな話題になっているという。
娘のためがSMAPには大打撃
３月にＣｏｃｏｍｉがデビューした際も、ＣｏｃｏｍｉとＫｏｋｉ,のツーショット写真を公開し「ｇｏ ＦＬＹ！ ｍｙ ＡＮＧＥＬＳ！」と投稿し、話題になった木村。
そんな中である映画関係者は、木村の演じる「よい夫・よい父親」像の裏側に、ある思惑があると思われることを指摘する。
「キムタクの変化は２人の娘のためともいわれています。ＣｏｃｏｍｉとＫｏｋｉ,は、将来的に海外を拠点にモデルで活躍したい意向があるといわれていますが、海外では夫婦円満、家庭円満は、起用する側が重視する大事なポイントの一つなんです」
そんな中で、この変化が木村の「アイドル」としての顔に終止符を打ち、アイドル路線・女性人気のイケメン俳優路線を捨て、完全に「実力派の個性派俳優」を目指す決意の表れではという声も。
[adsense]またこの推理が正しければ、それは待望されているSMAPの再結成を非常に困難にすることにもなる。
「アイドルをやめるということは、すなわちＳＭＡＰの再結成が完全になくなったことの証拠ともとれる。ＳＭＡＰはアイドルの象徴でしたし、木村もそれを百も承知で、工藤との夫婦ツーショットを公開したのでしょう」
「彼なりに決意をして“噂されるＳＭＡＰ再結成はもうない”と、ファンや業界関係者に伝えたかったのではないかとみられています」
と、同関係者は深く肩を落とす。
また、木村を含めた元SMAPの5人全員でジャニーズを抜けようとした際に、工藤静香が木村拓哉を無理矢理引き留めたとも言われていることから、木村夫妻の円満は他のメンバーにとってみれば印象がよくないという説も。
木村の行動の裏にあるのがSMAP決別の意思なのか、単なる娘たちへの思いやりなのかは不明だが、奇しくも起こした行動の影響は大きいようだ。
延期された東京五輪で再結成を望まれていたSMAPにとっては、きわめて話が難しくなってしまった。他のメンバーらの心境もはかりしれない。
