その内容としては「とても難しい判断でしたが、昨シーズンと長いプレーオフ戦を終え、これから初めてのフリーエージェンシーに備えて今後の自分のNBAキャリアを優先し考慮させていただき、このように判断いたしました」とされていた。
発表当時は、自分のキャリア・コンディションのためという八村塁選手の選択を尊重する反応が大半だったものの、一部では「残念で仕方ない」「理解できない」と嘆く声もファンから多く寄せられていた。
今月2日の試合終了後には、国際バスケットボール連盟(FIBA)公式アカウントが出した動画を引用する形で、SNSに日の丸国旗と炎の絵文字を投稿し、日本の勝利を祝福していた八村選手。日本代表の戦いぶりに熱視線を送っていたことがうかがえる。
自身初めての五輪となった2021年(新型コロナウイルス感染症により2020年から延期)東京大会は、1次リーグ3戦全敗。「代表で続けていきたい気持ちもあるので」と前向きな姿勢で意欲を示していたことも以前にはあった。
八村選手の代表入りの可能性に心ない声も
監督の八村選手への言及を受け、今回のW杯に出場しなかった八村選手について、心ない声が飛び交っているのも事実だ。ネットなどでは、「八村はいらない」などの発言をしている人も見受けられた。
「自分のことを優先する奴にナショナルチームに入る資格はない」「これでパリ五輪に代表で戻ってきたらなんかいいとこ取り」「もし本当に八村が出るなら、予選だけ他の選手に戦わせて注目の集まる決勝戦だけ出るみたいな感じで都合が良すぎると思う」などの意見も散見された。
その一方で、そういった意見への批判の声も少なくない。「八村なしで五輪勝てるわけないやろ どんだけ八村が日本の中でずば抜けてるか全く理解してない」「八村はいらんとかW杯だけ参加とか言っとるにわかども黙っとけ 今まで八村がどんだけ日本のバスケに貢献してきたか知らんくせにごぢゃごちゃ言ってんじゃねえぞ」などの語気が荒い意見も多数見受けられた。