小芝風花の主演ドラマ「大奥」が低視聴率で酷評の嵐!黒歴史化か

小芝風花の黒歴史になる?

新シリーズは連続ドラマとしては19年ぶり。今シリーズは東映とタッグを組み、全編オール京都ロケを実施。小芝風花は、のちの第10代将軍・徳川家治と政略結婚させられる主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)を演じ、また家治役を務める亀梨和也は時代劇初挑戦。

時は江戸中期。主人公・倫子は第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ることに。さまざまな人々の思惑が渦巻く大奥にて、唯一の愛を得ようともがく女たちの闘いが、この冬再び幕を開ける! 一方、江戸幕府を混乱の渦に陥れようとある人物が陰謀を企てており……。

公式HPによれば、「“愛”をテーマにした『大奥』史上、最も切なくて美しいラブストーリー」だそうだが、木曜劇場前作の「いちばんすきな花」を上回る6.7%でスタートしたものの、第2話からダウン。

そして第4話に至るまで低空飛行が続いており、今をときめく人気俳優・小芝風花を主演に迎えていながらのこの不調に、「小芝風花の黒歴史になる」といった声もネット上ではちらほら見受けられるほどだという。

主演に小芝風花、そして共演に亀梨和也をもってしても人気が出ず。他にも出演者は栗山千明、西野七瀬、安田顕、陣内孝則高橋克典、そしてナレーションは浅野ゆう子と豪華キャストがそろい踏みなだけに、制作側もこの低視聴率に内心焦っているのではないだろうか。

本作ならではの魅力も

その一方で、「日刊ゲンダイデジタル」は、まだ諦めるのは早いとつづる。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「03年~05年版や、直近のNHK版で『大奥』を面白いと感じた視聴者からは否定されても仕方ないでしょうね」と評価。

続けて「序盤を見る限り、意気込みが空回りしているように見えます」としつつも、「でも、だからといって今作が《ひどい》と決めつけるのはちょっと違うとも思うんですよね」と展開。

「評価が高い03年版だって当初は、関西テレビ制作の1983年版を見ていた年配の視聴者から、20年前の作品と比べて《軽すぎる》《演者の動きが時代劇の所作ではない》《演出があざとい》なんて意見もありました」と説明した。

「その一方で、(2003年版も)従来の時代劇ファン以外の層をとらえたのも確かです。今回の、“バカな”とか“カワイイ”なんて言葉がポンポン出てくる現代劇風な『大奥』も今後の展開次第では、もしかしたら後のちに評価されるかもしれません」とした。

「徳川家治を演じる亀梨和也さんのセリフが少ないツンデレぶりや、田沼意次を演じる安田顕さんのオーバーな怪演にハマっている人も少なからずいそうですし」と本作ならではの魅力も紹介した。

フジテレビでは初主演となる小芝風花。さらには人気シリーズの19年ぶりの作品ということでプレッシャーもあったに違いない。嫌な記憶となってしまわないためにも同ドラマには人気が出てほしいものだが、ここから挽回できるか。

おすすめ記事 実写版ONE PIECEに酷評の嵐?新田真剣佑のアクションがショボいと原作ファン落胆 | 芸能エンタメ!トレンド速報net (dethein.net)

1 2