ブラッドピットを毛嫌いするアンジー
アンジェリーナ・ジョリーは、ことあるごとに元夫ブラッド・ピットを攻撃する姿勢を崩さない。ブラッド・ピットへの悪口を公言し続けている。離婚申請の引き金となった、プライベートジェットの中でブラッド・ピットからDVがあったという主張も、機会があるごとに引っ張り出している。
なお、この出来事の直後にはFBIや児童擁護の団体が捜査をし、問題はなかったと判断された。しかし、アンジェリーナ・ジョリーはそれに満足しておらず、彼をDV男として世間に知らしめたいようにも見える。
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実際にアンジェリーナ・ジョリーが世間に訴えるブラッド・ピット像が事実であるならば、アンジェリーナ・ジョリーは相当にひどい目にあってきたのだろうと同情の余地がある。しかし、ブラッド・ピットに近いある人物は、それを否定しているという。
この人物は「L.A.Times」に対し、「彼女は6年前のことを、ありもしなかったことを付け足しながら、焼き直し、想像し直し、書き直しては嘘を言い続ける。自分が望むものを手に入れるまでそれをやるのだ」と語っているという。アンジェリーナ・ジョリーの発言に一貫性がないことからも、世間の同情はブラッド・ピットのほうに傾いている傾向が見て取れる。
アンジェリーナジョリーは消えた？キャリア停滞ぎみ？
一方の親がどんなに嫌がっても、もうひとりの親に問題がないとわかれば、アメリカの裁判所はいずれ共同親権を認める。ブラッド・ピットは問題視されていた酒もやめ、行動面での評価も良く、最終的に半分の親権が与えられるのはわかりきっていたこと。
しかし、それをアンジーは許せないようだ。裁判の結果に対し、「担当した判事がピットの弁護士とビジネス関係にあった」と指摘し、不適任だったと主張して、この判決を取り消しにしようとした。
ブラッド・ピットはアンジェリーナ・ジョリーのこの態度に関し、「彼女は子供たちが全員18歳になるまで親権争いを引き延ばし、子供たちが父親とは何のかかわりも持ちたくないと思うようになるよう持っていくつもりだ」と周囲に話しているという。
そして、事態はアンジェリーナ・ジョリーの思惑通りに向かっているように見える。アンジーはそれで満足かもしれないが、その一方、これにエネルギーを注力しすぎているためか、女優キャリアのほうはぱっとしない印象だ。
2019年の『マレフィセント2』はそこそこヒットしたものの、声の出演をしたアニメーション映画『ゴリラのアイヴァン』はおせじにもヒット作とは言えず。
2021年の主演作『モンタナの目撃者』は、コロナ禍とはいえ世界興収わずか1900万ドルで、話題にもならなかった。同じ年の秋には『エターナルズ』に出演するも、これまた全世界興収4億ドルと、マーベル作品の中では芳しくない結果に。
以後、これまでに彼女の出演作は1本も公開されていない。また、女優の仕事ではないが、2001年から務めてきた国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）の特使を1年前に退任（慈善活動は今も精力的に行っている）。
大女優アンジェリーナ・ジョリーとしてのキャリアを停滞させてでも、憎き元夫と決別し、子供たちとの平穏な生活を守れれば、アンジーにとっては1人の女性としてはそれに越したことはないのかもしれない。
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