収入格差婚と不仲説
2人はもともと同じ所属事務所で、女優と付き人の関係だった。深沢邦之は大学在学中に萩本欽一「欽ちゃん劇団」に入り、そこですでに女優として大活躍していた田中美佐子と出会ったのが、2人の出会いのきっかけだ。
深沢が一流女優・田中美佐子の付き人を務めるなかで恋仲になり、7年の極秘交際を経て1995年に結婚を発表。深沢は当時月収が10万円程度。対する田中美佐子は多くの一流企業のCMキャラクターも務めており、年収が1億円以上あるとされたので、“収入格差100倍婚”とも言われたものだ。
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田中美佐子の猛アプローチがありながら、当初は結婚を躊躇していたという深沢。最終的には、父親から「お前が主夫となって守ってあげなさい」と言われ、結婚を決心したという。
そうして話題を呼んだ収入格差婚。超売れっ子女優と駆け出しの芸人の結婚ということで、収入格差があるのは当然だが、結婚後は深沢も知名度を上げ、2002年には長女も誕生。芸能界のおしどり夫婦として知られていた。
その一方で、複数の週刊誌が2人の不仲説を取り上げるようになった。飲み屋で深沢が、「結婚しても付き人のような状態が変わらない」と愚痴っていたであったりとか、家事は深沢の担当で小遣いもほとんどもらえないとかといったことが報じられたのだ。