演歌歌手・大江裕の現在は病気で痩せた?体重MAX120キロ!パニック症でサイコパス?

「デビューして2年目で、たくさんのお仕事をさせていただいて。年間200本以上のコンサートをしていました。持ち歌も2曲しかなくて、先輩方のカバー曲をリクエストで歌うんですけど“完璧にしなきゃダメ”って思っちゃって。お金をいただいていることが、プレッシャーになっていたんだなと」

また「ある日、ステージの最中に胸をドンドンと叩かれるような感じになりまして。それで立っていられなくなって、スタッフに抱えられて、救急車で運ばれたんです。病院では“異常ない”って言われて、次の日には帰されて。それでリハーサルで歌ってたら、また動悸が来て過呼吸になって」とした。

「それで、幕が開いたときの僕の行動は…土下座でした。“きょうは歌えません。今は何の病気かわかりませんから、また改めてお伺いいたします”」と、ステージで歌うことができなかったという衝撃の過去を明かした。

引きこもり生活も恩人は北島三郎

その1カ月後に「パニック症」と診断された大江裕は引きこもり生活になってしまったという。一週間で10キロもやせ、事務所の電話にも出られない日々が続いていたそうだ。

ふさぎ込む時間が続くなか、ある日師匠・北島三郎から直接電話があった。「“会社に来なさい”って言われて。僕はもうクビだろうなと思っていて、諦めなさいと言われるんだろうなと。それで会長室に入って土下座して謝ったら、先生が僕の頭をなでてくれたんです」と、予想しない展開になったという。

その後は「お前は今休む時期なんだ。よく頑張ったな。俺のそばにいれば絶対怖くないから。俺のそばでいろいろと仕事をやりなさい。お前の歌をもう一度聴きたい。ステージの香りをかがせてやりたい」と温かい言葉をかけてくれたという。

大江は当時のことを振り返りながら、「これを言われたときは、スッと泣いてましたね。(北島)先生の言葉で気持ちが変わっていきましたね」と、感謝していた。

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