伊東純也は虚偽告訴容疑の告訴状を提出
事の始まりは、ニュースサイト「デイリー新潮」が1月31日に、女性2人が昨年6月の親善試合ペルー戦後、伊東純也らから大阪市内のホテルで酒に酔わされ、同意なく性的行為に及ばれたと訴えていると報じたことにある。
ただ、伊東純也は一貫してこの事実を否定している。日刊スポーツは、実際に性加害はなかったとして、「虚偽告訴容疑」の告訴状を伊東側が2月1日に大阪府警に提出したと報じている。弁護士は取材に「全くの事実無根だ」と述べたという。告訴状では、女性2人の話は不自然に変遷しており、物的証拠は一切存在しないとしている。
大阪府警は日刊スポーツの取材に対し、伊東からも告訴状を受け取ったと認めた上で、詳細については「ノーコメント」とえているという。府警は双方から話を聴き、慎重に調べるとみられる。
実際にネットでも、この件については疑問の声が多く、虚偽の内容ではという指摘も少なくない。。というのも、昨年6月の件の親善試合の後に、伊東純也が日本代表の食事会に参加している様子の写真がしっかり残っているのだ。
またこの日、伊東純也は試合でも70分まで出場していて、かつこの試合で思い切り腰を痛めている様子も動画で確認できる。その後に女遊びする体力は残っているはずがなく、また代表選手たちの泊まっているホテルに無関係の女性を連れ込むのは非現実的では、といった指摘も相次いでいる。
あわせて、アジアカップという大事な時に、また試合のキックオフ数時間前というタイミングでの報道だったこともあわせて、相手国からのハニートラップの可能性も慎重に調査されるべきだという指摘の声も多く見受けられた。
一部週刊誌の報道には虚偽の可能性も
一連の騒動に関して、『働き方改革総合研究所株式会社』の新田龍代表取締役は一貫して苦言を呈している。今となってはすでに日本代表離脱が決定してしまったが、それが決定される前には、JFAの対応にも苦言を呈していた。
「協会は何をしてるんでしょう。選手を守ることが仕事のはずなのに」と同氏が指摘すると、「協会動いてほしい」「美人局ですね」「伊東純也は試合に集中して、森保監督も伊東純也を出して頂きたい」といったメッセージがネットユーザーからも寄せられていた。
新田氏はこの件に関与している弁護士にも問い合わせをしたといい、「（女性の）虚偽告訴の疑いがあるうえ、（伊東選手への）本人取材もしてない」と指摘。「逮捕されてないのに、名前出してここまで騒ぐのは問題なんじゃないですかね」とも指摘した。
あわせて、「伊東選手側からは即時、出版禁止の仮処分を申し立てたが、これを出版社側が妨害した」という事実も紹介している。
なお一部報道では、伊東純也の元弁護士が「伊東氏らと弁護方針が合わずに代理人を辞任した」と報じられていたが、新田氏のポストでは、辞任したのは「女性側の元弁護士」であるように読み取ることができる。
これが事実であれば、「伊東らの弁護士が代理人を辞任した」とミスリードさせ、あたかも伊東純也側に勝ち目がないかのように印象を操作する、週刊誌による悪質な記述であったといえるが、実際にはどうだったのだろうか。さらなる報道と捜査が待たれる。
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