入院治療後初となる出演 昨年には起業も
以前は誰もが知る人気グループ「TOKIO」のメンバーとして活動していたが、2018年4月に未成年に対する強制わいせつの容疑で書類送検され、当時所属していたジャニーズ事務所から無期限謹慎処分になった山口達也氏。
同年5月に起訴猶予となった後には、同事務所との契約が解除となり、「TOKIO」も脱退。2020年9月には、酒を飲んでバイクを運転したとして、酒気帯び運転で現行犯逮捕後に略式起訴され、罰金刑に処されていた。
そして山口氏は事件発生に際してアルコール依存症を公表し、入院治療後には「飲酒運転防止インストラクター資格」「メンタル心理カウンセラー資格」「依存症予防教育アドバイザー資格」などのアルコールや依存症に関連した資格を取得。
2023年3月には、自身の経験をもとに「株式会社山口達也」を設立した。会社の事業内容は各種依存症者向け講演活動や企業向け各種危機管理セミナーなどで、アルコール依存症当事者や依存症全般に対してのアドバイザー業務を本格化させた。
また会社の公式サイトおよび自身のX（ツイッター）も開設。公式サイトでは「『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました」と公表してもいる。そのうえで、病を克服する唯一の方法は「アルコールを一生一口も飲まない」ことだともしていた。
山口達也氏の起業に際して、元妻は山口氏の会社設立をInstagramを通して報告。「We’re so proud of you」（私たちはあなたをとても誇りに思っています）とコメントしており、長男でアイドル活動をしているShotaroも、Instagramストーリーズでこの投稿をリポストしながら「おめでとう」と3つのハートマークを添えて祝福していた。
芸能界復帰の要望が加熱？
入院治療後初となるCM出演。ネットでは「わああ！久しぶりの優しいお声」「コマーシャルに出演おめでとうございます！」「久しぶりに声が聞けて嬉しく思います」「声聴いたの久しぶりすぎて ちょっと泣きそうになった」「達ちゃんの優しい声を久しぶりに聞いてうるうるしてます」などの声が寄せられている。
また、「CM出演、それも介護関係のCMとは！ 本当に一本筋が通っている感じですね」とテレビ復帰に選んだCMが福祉関連であることを称賛する声や「再起への良いモデルケースになってください」など、今後を応援する声も見受けられた。
一部メディアは、山口達也氏の芸能界への復帰の要望がファンの間で加熱していると報じている。「アサジョ」は、「ブランクをまったく感じさせない外見に驚きました。むしろ現役の頃よりも若返った印象です。いますぐ芸能界に復帰しても第一線でやっていけるビジュアルですよ」として芸能関係者の言葉を報じている。
そのうえで、芸能界を去り、実業家として第二の人生を歩んでいる山口氏を巡り、業界内ではタレント以外のポジションでの「テレビ復帰」を望む声が高まっているとも報じている。
「現在の活動内容を踏まえて、山口氏に『文化人枠で情報番組に出てほしい』との声はテレビ業界では少なくない。イケメンぶりを見せつけた今回のCM放映でこうした要望はさらに加熱するでしょうね」と前出・芸能関係者のコメント。
今回のCM出演をきっかけに、芸能活動復帰となるのだろうか。今後も動きに注目が集まる。
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