昨年、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、立て続けの“自粛破り”で批判を呼んだ人気俳優の山田孝之。
度重なる報道と非難を浴びて懲りたかと思いきや、ここに来て新たに、2020年の大みそかに大規模パーティーに参加したとの報道が出てしまった。
芸能人のパーティー参加といえば、先日タレントのデヴィ夫人が非難を浴びたばかり。デヴィ夫人・山田孝之に続き、年末年始に派手なことをしていた芸能人のニュースはまだこれからも出てきそうだ。
パーティー主催はワンオクTaka
1月14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、山田孝之は人気ロックバンド・ONE OK ROCKのボーカル・Takaが大みそかに主催したパーティに招かれ参加していたとのこと。
自身3度目となる“自粛破り”報道には、もはや山田の周囲や関係者からもあきれた声が出ているようだ。
同誌によると、Takaは毎年大みそかにパーティを開くのが恒例となっており、昨年は東京・渋谷区のレストランで行われたという。
「大規模なパーティー」とは報じられているものの、80人収容できるスペースに対して参加者は「15人以上」ということで、そこまで巨大という印象は受けない。
著名人ではお笑いコンビ・TKOの木下隆行や、歌手・長渕剛の息子でアーティストのReN、格闘家の武尊なども姿を見せたそうだ。
ONE OK ROCKのTakaは、音楽業界だけでなく、様々な分野にわたって交友関係が広いことでも有名だ。
懇意にしているシェフを、大阪や福岡などの遠方からこのパーティーのために呼び寄せたという情報もある。
このパーティーの参加者の誰かが感染しており、参加者らが媒体となって各界に感染が広がるようなことがなければ良いのだが…。
緊急事態宣言下での沖縄旅行
山田は昨年4月、緊急事態宣言下での“合コン未遂会食”を『フライデー』(講談社)に報じられた。
合コンを主催したものの、コロナ禍ということで女性陣がキャンセルし、参加予定だった男性陣だけで食事に行ったというものだ。
またその直後の5月には、複数芸能人や山田の妻も参加した“沖縄旅行”がニュースサイト『文春オンライン』にすっぱ抜かれている。
緊急事態宣言が出され、来県自粛が呼びかけられている中での出来事だった。
「合コン未遂」の報道の時点で、ネット上には「合コンなんて不要不急すぎる」「友達との外食も、世界中で多くの人が我慢してるのに」といった批判が噴出していた。
それに加えて、さらに他県、しかも病床が足りないと危険視されていた沖縄に旅行していたことまで発覚し、「山田には心底ガッカリしてる」「フライデーされたのに、反省していなかったのか」などと大バッシングが巻き起こっていた。
この時、沖縄での同行者として名前が挙がっていたのは、山田のほかに俳優の新田真剣佑(あらた まっけんゆう)、“Niki”の名義でモデルとして活躍している丹羽仁希(にわ にき)の2人だ。
3人の事務所は、取材に対し旅行の事実を認め、いずれも『厳重注意した』とコメントしていた。
山田孝之が沈黙を貫くのはなぜ?
さらに、新田真剣佑とNikiの両者は、報道について自身のTwitterで、あらためて自分の言葉で謝罪を行っていた。
新田のツイートは現在では見られないが、
「新型コロナウイルスの収束に向けて頑張っている方々がいる中、自分の軽率な行動で皆様に不快な思いをさせてしまったこと、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。また、沖縄県民の皆様にも心から謝罪いたします」
とつづった。最後に、「皆様からのお叱りの言葉を心に刻み、意識や行動を見直し改めます。この度は本当に申し訳ありませんでした」と結んだ。
Nikiも報道後、自身のツイッターで、以下のように謝罪のコメントを出している。
一部報道にありましたが、緊急事態宣言の中、私の軽率な行動により関係各所の皆様に多大なご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。
— Niki (@I__am_niki) May 20, 2020
またファンの皆様並びに多くの方々に不快な思いをさせてしまいました事、心から反省しお詫びいたします。
今後この様な事がないよう責任ある行動をいたします。
一方で山田は、『週刊文春』の取材に対して事務所が回答したのみ。本人の言葉による謝罪はなかったため、新田およびNikiのファンからも、『山田だけ逃げているのはおかしい』などと非難を浴びていた。
特に当時は、沖縄県知事の玉城氏が『来県自粛』を呼びかけていたタイミングだっただけに、沈黙を貫いた山田に対しては、世間からの反感も強かった印象だ。
そのように一切コメントを出さなかったことも批判を増幅させてしまったようなのだが、この姿勢を山田孝之が崩すことはないように見受けられる。
今回のパーティー参加報道に関しても、山田の所属事務所が「大人数のパーティとは知らずに参加したようです」というコメントを週刊文春に寄せたのみ。
山田孝之本人からのコメントは無しという、これまでと同じ展開になりそうだ。