佐藤弘道を襲った脊髄梗塞とは?
もともとの仕事内容が体を動かしてなんぼのものだっただけに、本人もファンにとってもショックが大きいニュースでしたよね。佐藤弘道に降りかかった「脊髄梗塞」とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
脊髄梗塞は、脊髄を栄養する動脈がなんらかの原因で梗塞を引き起こし、虚血に陥る病気だといいます。似た名前で知られる脳梗塞や心筋梗塞では高齢者の発症が多いですが、脊髄梗塞は若年層にも起きる病気だとのことです。
また、比較的女性に多く、糖尿病や脂質異常などの生活習慣病を抱える人、高血糖の人などに発症リスクが高いとのことですが、佐藤弘道はいずれも当てはまっていそうにないですよね。
脊髄への血流がいきなり遮断されるので、下半身に突然力が入らなくなったり、感覚喪失、激しい痛みや運動障害などを伴うといいます。一度発症すると、早期治療・早期リハビリが肝心になってくるとのことなので、佐藤弘道もすでに治療・リハビリに入っているようです。
このニュースを知った人からは、SNSで「私も55才の時に、全く同じ脊髄梗塞になりました」「回復を信じます」「陰ながら応援しています」「1日も早いご回復をお祈りしております」「突然のお知らせに驚いております」など、さまざまな声が寄せられました。
芸能界からもエール多数
下半身麻痺を公表した佐藤弘道に、仕事で関わりのある人たちや、似た境遇のタレントなどからも多数エールが届いています。歌手・タレントであり、19代目「うたのおねえさん」(2003-2008)として活躍したはいだしょうこも佐藤弘道にエールを送りました。
「おかあさんといっしょ」では在籍期間が2年間被っている2人。はいだしょうこはインスタグラムのストーリーズ機能で、「私の気持ちは、ご本人に直接お伝えしました。だから、ここでは少しだけ」と前置き。
「弘道さんは、必ずまた戻ってこられる! 私は信じています!! 命があるから。。。彼の力を信じています! みんな応援しています! どこまでも、待っていますので あわてず、あせらず。。。」と応援の言葉をつづりました。
また、11代目「うたのおにいさん」(2008-2017)である横山だいすけは、佐藤弘道とは「おかあさんといっしょ」で活動を共にしていないものの、自身のブログで応援メッセージをつづりました。
「弘道さんに最大のエールを」のタイトルで記事を更新した横山だいすけは、自身が現役のうたのおにいさんだった頃に佐藤弘道はよくスタジオに顔を出したり連絡をくれていたりしたとし、「本当に優しい先輩です」としました。
また、体を使って子供たちとふれあい、保護者や教育者に指導をしてきた佐藤弘道が突然体を動かせなくなったということの辛さを「耐えがたい辛さだと思います」とおもんぱかり、「なにか支えになれたらと願っています」などとしました。
そのほかにも元「うたのおねえさん」「うたのおにいさん」らがXやブログなどで各々応援メッセージを送るなどしました。多くの人が佐藤弘道の快復を願っています。
また、事故で「両下肢まひ」となり、車いすで活動を続ける、アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(32)も似た境遇である当事者ということで佐藤にエールを送りました。
猪狩ともかは「今は絶望の淵にいるかもしれませんが、きっと周りの方のサポートや、今まで見えなかった景色が広がり、生きる意味や希望が見えてきます。リハビリは大変だと思いますが、ひろみちおにいさんの回復を心からお祈りしています」と応援しました。
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