“RIZIN”手越が誹謗中傷で国歌独唱を辞退…朝倉未来と平本蓮に批判殺到

選手も「辞退してください」と手越に直接打診

対戦する平本蓮選手も、自身のSNSで手越祐也による国歌独唱に反発。「国歌斉唱、手越だけはやめてください 国歌斉唱もいらないし」「絶対にいらないっす」「対応よろしくお願いいします」などと投稿しました。この投稿は現在までに削除されています。

また、平本蓮はインスタグラムの24時間で消える「ストーリーズ」機能でも、手越祐也にXで直接ダイレクトメッセージを送ったことを明かし、そのスクリーンショットを公開していました。

そこには「お疲れ様です 平本蓮です イッテQみてました 楽しかったです お願いです ファンなので本当に国歌斉唱をやめてください この試合に余計な飾りは入りません。今からでも辞退してください」などといった文言が。

さらには「物語があなたのせいでたるんでしまう。ファンなのに憎しみを持ちたくないです」とし、「絶対に国歌斉唱は辞退してください よろしくお願いします」などと、手越に対して直接辞退を求める文章が書かれていました。

双方の選手の態度が一致したこともあってか、これに乗じた人たちから手越祐也へ直接、誹謗中傷やへイトメッセージがSNSで送りつけられる事態となったといいます。そしてその混乱を受け、手越祐也の国歌独唱は中止となったと発表されました。

RIZINは「責められるべきは弊社」

RIZINの運営事務局は22日にXで文章を発表し、手越祐也による国歌独唱が中止となったことを発表しました。RIZINは手越への国歌独唱オファーは「世間の注目を集める」「より多くの方々に見て頂く」ことが目的だったとしました。

その上で、運営サイドから選手への事前の説明不足もあったといい、反発した選手個々人による一方的な発信、そして乗じた人たちからの手越への誹謗中傷という事態になってしまったことに対し、謝罪しました。

そして「ご不快な思い・悲しい思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。もちろん、手越さんご本人だけでなく、手越さんのファンの方々も傷つけてしまった」とし、本意ではなかったものの迷惑をかける事態となったことを謝罪しました。

この事態を受け、どうするかを話し合い、手越サイドから辞退の申し出があったといいます。手越としては「あくまで試合や選手が主役」「少しでもそれを盛り上げられればという思いで引き受けた」とした上で、それが望まれていないのであれば辞退したい、ということだったといいます。

RIZINは「弊社の選手管理や本件の進め方に落ち度があった」「責められるべきは弊社」とし、一般層から手越祐也へのヘイトメッセージ、誹謗中傷、罵詈雑言などは今すぐやめるように強く呼びかけました。

手越には称賛の声、選手には批判の声も

またRIZINの発表文によれば、この事態になっても手越はこのメインカードについては「変わらず注目をしている」とし、「二人には最高の試合をしてほしいと思っています」とエールを送るほどの寛大な態度だったといいます。

選手2人による手越祐也への発言は、本来であれば激怒してもおかしくないものだったかと思いますが、それに対して「大人の対応」ともいえるかわし方をした手越祐也に、ネットでは同情の声や称賛の声が寄せられています。

具体的には、「手越の対応が大人すぎる」「プライドもあるだろうに」「誰も責めず選手にも応援の言葉をかける…大人の対応」「ショックだっただろうな」「あんな失礼かまされて乗っからないの大人すぎる」といった声が見受けられました。

また、選手2人に対しては、批判の声も数多く寄せられています。というのも、手越祐也の国歌独唱辞退が決定しても、当の本人たちは謝罪はおろか、平本蓮に関してはインスタグラムで「君が代」を歌っている姿を自らアップするなど、煽るような態度。

ネット上では選手2人に対し、「さすがに謝罪するべき」「幼稚すぎる」「なんで運営に言わずに手越に直接言うの?」「社会人には話を通す道筋ってもんがある。騒いで本人らが拒否して、それが通るのは、変な話」などの声が寄せられました。

ほかにも「失礼すぎる」「朝倉未来と平本蓮が酷すぎるしそれに便乗して誹謗中傷するファンも最低」「ファンがこの民度じゃ格闘技人気出ないのも当然」「論外」「こんな失礼な態度許されるの?」「平本にガッツリ説教しろ」などの批判の声が寄せられました。