注目キーワード

RIP SLYMEのPES脱退はイジメが原因?メンバー3人が報道否定

現在は活動休止中のヒップホップグループ・RIP SLYMEのRYO-Z、ILMARI、FUMIYAの3人が今月22日、自身らのYouTubeチャンネル『リップチャンネル』に動画を投稿。2017年9月にグループ脱退をしていたことを発表したPESについて言及した。

PESは4年前にすでに RIP SLYME を脱退していたわけだが、なぜこのタイミングでの発表となったのか?そして、彼の発表文の中に、他3人のメンバーとの不和を感じさせるような文言があったために、「グループ内でイジメがあったのでは?」と推測の報道をするメディアが続出する事態に。

これを受けて、メンバー3人からの釈明の場が設けられることとなったわけだが、その内容とはいかに。

活動休止の理由は元メンバーSUの不倫?

2001年にメジャーデビューし「ONE」で認知度を広め「楽園ベイベー」などがヒットし日本でも有数のヒップホップアーティストとなったRIP SLYME。リーダーのRYO-Z、ILMARI、PES、SU、DJ FUMIYAという5人体制であった。現在20代半ばから30代前半・半ばの人にとっては、青春をともにした音楽グループの一つではなかろうか。

ヒップホップグループというジャンルに有りながら、ポップ歌謡が主流となっている日本の音楽チャートでも何度も上位を獲得し、ドラマの主題歌としても採用されるなど、人気も実力も申し分ないアーティストであった。

そんな中で、2018年に発表された「グループ活動休止」のニュース。理由は判然としなかったものの、スポニチなど多くのメディアは、その前年に報じられた、メンバーSUの不倫騒動を主な理由として報じた。

歌手の大塚愛を妻に持ち、子供もありながら、モデルとの不倫を2017年4月に報じられたSU。不倫相手の名前を歌詞にねじ込んだことや、不倫相手から大塚愛に悪質な嫌がらせがあったために警察沙汰に発展したことなどから、不倫の中でもより悪質なケースとして世間に認知されることとなった。

活動休止発表時に報じられていた内容によれば、騒動直後からSUはそのまま活動できなくなり、その時点でブッキングされていたライブなどもあったために当面は4人で活動していたがそれも長続きはせず、最後のライブからおよそ1年の空白期間があったのちに、「5人体制を解消して」活動休止に入った、とのことであった。

このとき報じられていなかったものの、今回の発表により、この前後にすでにPESが脱退していたことが明らかになった、というわけだ。

グループ脱退を4年越しに発表なぜ?「関わりたくない」

そういったわけで、2017年の時点ですでにPESはRIP SLYMEを脱退していたわけだが、その事実が発表されたのがなんと今年2021年の11月に入ってから。このタイミングでのアナウンスには謎が深まるばかりである。

PESは11月1日に自身の公式サイトにて「2017年9月、さまざまな理由から今後RIPSLYMEのメンバーとして活動を続けることが困難であると判断し、事務所とグループを辞めさせていただきました」と説明。

発表までに時間がかかった理由については「複雑な話であることや色々な出来事が重なる中で自分が公表できる立場にいるのかも分からず、彼らに関わりたくないという思いもあり遅くなってしまいました」と説明。PESのコメントに対し、ネット上の反応は驚きや困惑、同情、理解を示す声などさまざまだ。

「こう言った形での報告になってしまい申し訳ありません。その後、彼ら3人には何度も心を折られているので、また同じステージに立つことは想像すら出来ません」と心境をつづっていた。

不仲でパシリだった?深まる謎

SUの不倫発覚および活動休止が2017年の4月、RIP SLYMEとして行われた最後のライブが2017年の9月。そして、同時期に実はPESが脱退していたがアナウンスされず、翌年の10月30日、正式に活動休止の発表および公式サイトの閉鎖という、なんとも時系列のわかりにくい、後味の悪い形での活動休止であったことは伝わってくる。

事実として、RIP SLYMEの活動休止のニュースが流れた際に、そのときすでに脱退して1年が経っていはずのPESはというと、「私は何も知らないのでなんともコメント出来ない。」、「変なのですがホントにニュースで知ったので…。何も聞いていないのでその旨も伝えられないというか…。わたしは随分前から何も出来ない立場なので謝ることしか出来ません。」とTwitterにて発言。脱退のことは書かず、「何も知らないし書けない」といったスタンスをなぜか貫いたのだった。

2019年の時点でも、ファンからの質問に対して、「何度も何度も言っているんですが私に解散とか休止とか辞めるとか再開するとか発言する権限がないんですよ。そういう扱いというかお手伝いさんというかパシリというか。バイトに会社の責任追及する様なモノですよ」と、なかなかにトゲのあるツイート。異常事態なのは火を見るよりも明らかであった。

そのほかにも、5人での活動再開への思いを尋ねられると「思わないです。残念ですが。また急に言われても予定があるし。20年間、足を引っ張るなと言われ続けて来たのでもう迷惑はかけたくないです」ときっぱり否定。

そのうえで、グループ内の人間関係については、「仕事の上では溝はないと思いますよ?友人的な付き合いみたいなものはお互い最初からなかったと思いますし。何かに誘われたりしたことはほとんど無いですし。仕事仲間な感じかなと」と説明し、不仲だったのかどうなのか、謎はなお深まるばかりであった。

メンバー3人は報道否定

SUの公表を受けて、各メディアは「RIP SLYMEでイジメがあった」「不仲だった」と次々に報道。それを受け、現メンバーたちにも誹謗中傷の声などがあったようで、このたびYouTubeで説明する事態へと発展した。

リーダーであるRYO-Zは、PESについて「2017年にRIP SLYMEを脱退しています。これは事実です」と認めた一方、「報道などで言われるようないじめがあったとか、そういう事実は一切ございません。いろんなことを言われておりますけども、その報道で言われるような事実はなかったと僕たちは思っております」とした。

そのうえで、「4年前、元メンバーが脱退を決意したことは、メンバー全員にとって、非常にショックな出来事でした。本来は、脱退の事実を速やかにファンの皆さまにご報告すべきでしたが、グループの活動休止時期とも重なってしまったため、ご報告ができないままとなっておりました。応援していただいているファンの皆さまに、こうした形でご報告することになってしまい、大変心苦しく思っております」とも説明した。

これに対して、当の本人であるPESはまた何かアクションを起こすのだろうか?まだまだ応援しているファンも多いだけに、泥仕合にならないことを祈るばかりなのだが。