と突然に訴えた。この発言は事情をいっさい知らないリスナーも巻き込むこととなり、いわばテロとも言える行動で、物議を醸した。
これには共演者らもあ然。ケンドーコバヤシは「物凄いこと言うね」とツッコミを入れ、AKB48の柏木由紀も「手短に言うことですか!?」とびっくりしていた。
山根が「卒業したいってこと?」と真意を問うと、小倉は「卒業したいんです。はい」とはっきり返答した。
ケンコバは「それは申し訳ないけど、事務所の方で…。我々には何の権限もないので」と苦笑い。放送終了後も、リスナーから戸惑いの声が上がっていたという。
その発言後は小倉は、8月5、12、19日と3週にわたって欠席した。
同局制作スタッフは「これから番組プロデューサーが小倉さんの事務所側と協議する予定。今後については未定としかお答えできない」と困惑しながら説明していた。
降板が正式発表
#アッパレ水 放送中📻✨
— 【公式】小林友治アワー アッパレやってまーす!水曜日 (@yarusui1179) July 1, 2020
今週から優香ちゃんがおでこ全開のスタイルでスタジオに戻ってきました🙌🏻
みなさんが気になっているパーセンテージはご覧の通りです😅
ふーみんさんのグッズは誰の元にいくのでしょうか…🙊#ケンドーコバヤシ#アンガールズ#柏木由紀#小倉優香#MBSラジオ pic.twitter.com/CooawYCWxJ
そんな渦中の番組と小倉だったが、このたび、ラジオ局が今後について正式に発表したことで新たなニュースとなっている。
MBSラジオの三村景一社長は、「小倉優香さんには、ご本人のご希望どおり番組を降板いただきます」と書面による社長会見で回答した。
今後は後任を置かず、ケンドーコバヤシ、アンガールズの山根良顕と田中卓志、柏木由紀の4人で番組を続けるということだ。三村社長はまた、
「私が気になっていることは、楽しみに聴いてくださるリスナーがこの放送をどんな思いで受け止めたのか、ということです」
と聴取者への影響を憂慮。さらには、
「『放送局と出演者の信頼関係』ももちろん大事ですが、一番大切なのはリスナーです。担当プロデューサーは『一緒に番組を作ってきた仲間として、突然のあのような発言があったことは残念』だと言っていますが、発言がリスナーを裏切るものだったという残念な思いは至極当然です。放送を聴いてそういうことだったのかとご納得いただけるような番組をお届けし、リスナーの信頼を回復してほしいと願っています」
とリスナーの心情を慮るとともに、今後への抱負を語った。「残念」とは言っているものの、語り口からは小倉への怒りもにじみ出てくるようだ。
ケンコバのパワハラ報道も?
小倉によるラジオ降板直訴については、別番組中にケンドーコバヤシが言及するシーンもあった。
25日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」(火曜深夜0・54)に出演したケンドーコバヤシは、ラジオ番組というアイドルなら羨む処遇を受けておきながら、辞めたいと発言した小倉のことを話題に出した。
ここで、千原ジュニアが「(おまえが)原因なんでしょ?」とケンコバを指さしながら質問。