おぎやはぎ・小木博明の腎細胞がんとは?ヒマで受けた検査で命拾い

お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が、ラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)に出演。

番組エンディングで、腎細胞がんと診断されたことを明かし、入院して治療に専念すると語った。

小木は先日、偏頭痛を原因に入院していた。がんに頭痛との関連性はないようだが、入院の際に検査で発覚したという。

ヒマで受けた検査で発覚

出典:TBSラジオ

先月、偏頭痛を原因に入院していた小木は、回復していく中で「時間が余っているから入院中に何かしたい。何か調べられないですかね?」と病院に聞いて、エコー検査を受けたという。     

だが、そのエコー検査を受けた後、翌日また精密検査を受けることになり、さらにその精密検査の結果もなかなか出なかった。

そして夕方になって個室に呼び出され、がんを告知されたという。

「腎。腎細胞がんです、と。告知されたよ、がん告知を。びっくりしたよ」

とラジオで驚きの告白。突然のがんの報告に相方の矢作兼も衝撃を隠しきれず、「はっ!?」と素で驚く様子を見せた。

「ここまでの流れだとボケる内容じゃねえかよ、腎細胞がんって?」と小木に詳細をたずねた矢作だった。

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腎細胞がんとは?現在はステージ1

腎細胞がんというと聞き慣れないが、腎臓がんよと説明。現在は初期だという。

「5センチくらいあるのかな。まあステージ1だからね」

と話すと、矢作は「ああ、ステージ1」と少し安心した声を出し、「すっごい話すんなよ、お前」とボヤく。

小木は「来週も再来週も休みますよ。さようなら」と言って番組を締めくくった。

またラジオのアフタートークでは、家族も付き添わない状態でがん告知されたことに驚いたことも明かした。

前年は人間ドックを受けておらず、今年も受ける気はなかったという。不幸中の幸いでの今回の発覚となった。そのことについて矢作が、

「来年の春とか、5月6月(の人間ドック)だったらステージ1とかですまなかったかも」

と続けると、小木は、

「本当に今年受けなかったら、先生たちは『死んでたかも』って。だからラッキーだなって」

と自身が本当に幸運だったことを強調した。偏頭痛の件がなければ、知るよしもなかっただろう。

先日のペナルティ・ワッキーに引き続き、お笑い芸人からのがん告白・入院報告となった。

検査は無理やり受けた!

引き続きラジオのアフタートークでは、病院でのやりとりの裏話も公開。

実は入院前の血液検査も問題無く、医師も当初は「大丈夫だと思うんですけどね」と検査をすることに消極的だったという。

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脂肪肝の数値がプラスになっていたため、小木が強引に肝臓の検査を依頼したという。「ほぼ無理やり」受けたエコーの検査で「しこりがあります」と再検査に。

「MRIを、造影剤使ったり、そこで…出たんですよ」と明かした。手術は「ダ・ヴィンチ」という名前の最新のロボットを使って行われる予定とのことだ。

「いい先生がやってくれるってことで。手術は怖いけど、今の医療を信じて、おれは全身麻酔で寝てるだけだから。後は医者が頑張ってくれればいいわけだから」

と医師を信頼する様子を見せている。対する矢作は、

「がん告知された時はショックだけど、良かったっちゃぁ良かったか」

と相方の早期発見を喜んでいる様子だった。

ホームページでも正式発表

ラジオ放送終了のタイミングで、所属事務所のホームページでも小木のがん治療と休養を公表。

「初期の腎細胞がん(ステージ1)が見つかりました。8月17日から入院し、治療に専念致します」と説明した。

復帰の時期に関しては、今後の治療の経過も見ながら、9月上旬に仕事復帰を予定しているとのことだ。

また本人からのコメントも掲載。ラジオでは話しきれなかった内容も記載されている。

まったくの私事でございますが、とてもびっくりしたことがありましたので発表させていただきます。

なんと私小木博明、腎細胞がんが見つかり、手術のためしばらくお休みをいただきます。幸い取り除けばよいという所謂ステージ 1 であるのですが、「まさか自分が」という有名な言葉を皆さまにお送りしたいと思います。

元来自分は病院好きで、さまざまな検査をしていましたが、今回ゆっくり身体を診ていただいたおかげで見つけることができました。「まさか自分が」となる前に、皆さまもゆっくり時間を取って検査をされることを強くお勧めします。

大事なことを言い忘れましたが、関係者の皆さまには、この度の休養に関してご理解頂き感謝しております。

以上、びっくりしたことの発表でした。

人力舎公式サイト

と、独特な語り口で病気について報告して見せた。

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加藤浩次もコメント

これを受け、極楽とんぼの加藤浩次も、日本テレビ系情報番組「スッキリ」でコメント。

番組MCである加藤は、頭痛の治療で入院した際に検査を受けたところ、初期の腎細胞がんが見つかったという流れでもあったことから、

「ステージ1でたまたまた見つかったのは不幸中の幸いだね」「ゆっくり(治療)して欲しいですね」

と小木の快復を願っていた。