杉咲花主演ドラマ「アンメット」世界トレンド1位!あらすじや原作は

「#アンメット」が世界トレンド1位に!

第一話では、そんなミヤビがアメリカ帰りの外科医・三瓶友治(若葉竜也)に出会います。三瓶は変わり者の医者で、腕もよく診断も的確ですが、不遜な態度、そして陰気でマイペース。

そんな三瓶は、脳梗塞で倒れた俳優・マネージャー夫妻(中村映里子・風間俊介)の治療に、「ただでさえ人手が足りないんだから「できることはやってもらわないと」と、ミヤビも参加するよう強引に要請します。

そして、ミヤビがもう一度脳外科医としての道を歩むことになり、医師として患者に向き合う中、ミヤビの日記が「わたしの今日は明日に繋がる」と変化していく様子がつづられた感動の第一話でした。

この初回放送に引き込まれた視聴者が多かったようで、X(旧ツイッター)では「#アンメット」が世界トレンド1位という結果に。「実力派が集まり過ぎ」「第1話でこの感動」「これは傑作」「予想以上に引き込まれる」など、キャスト陣の演技や作りこまれた映像美に賛辞の声が集まりました。

漫画では主人公という立ち位置でもある、変わり者の医者・三瓶を演じた若葉竜也(りゅうや)にも大きな注目が集まり、「若葉竜也」「三瓶先生」など関連ワードもトレンドにランクインしました。

若葉竜也は民放ドラマに出ることが珍しいということもあり、「若葉竜也が見つかってしまった」「この若葉竜也は最高」などの書き込みが多く、独特な存在感が強烈なインパクトを残したようですね。

主人公が変更…原作者や漫画ファンの反応は?

ただ、この作品については、主人公が原作の漫画とは違うキャラクターになっているという大きな特徴がありますが、少し前には、実写ドラマ化に際したトラブルで漫画の原作者が自死してしまうという悲しい事件もありましたよね。

漫画「セクシー田中さん」がドラマ化された際に、原作者であった故・芦原妃名子さんの意向が反映されずに改変されてしまい、ドラマの最後の数話のみ原作者が脚本を書いたことなどが背景にあったと報じられたことです。

そんな悲劇からあまり時間も経っていない今、原作の漫画とは違う主人公を据えたドラマが誕生ということで、原作者や原作ファンはどう感じているのかと、少し敏感な話題でもありますよね。

結論から言えば、原作者である小鹿ゆずる氏も、ドラマに関しては好感触を得ているようです。ちなみに小鹿ゆずる氏は、元脳外科医だとのことです。

小鹿氏はプロデューサーとの対談で、主人公を変えてのドラマ化について「医師として葛藤しながらも未来は明るいと信じて進んでいくミヤビは、まさに僕が描きたかった姿」とコメント。

そして「彼女が持つ明るさや強さは周囲の人を動かす原動力となり、希望の光となるので、そんなミヤビをドラマで見られると思うと、楽しみです」と期待を伝えていたといいます。

そのうえで、「原作を愛してくださっている読者の方や、この作品で勇気づけられたという患者さん、そのご家族の方たちを裏切るような形にはしたくありません」とリクエストしていました。

そんな原作者・小鹿氏も、原作とは少し設定が違うものの第一話について「本当によかった」「最後のシーンは、僕も脚本を読んでちょっと涙が出てしまいました」と評価しているといいます。

また、原作の漫画のファンもSNSで「ドラマのオリジナリティに加え原作へのリスペクトもひしひしと伝わってきた」「ビジュアルが原作そのまま」「原作ファンも初見の人も楽しめる」と好感を寄せているようです。

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