橋本環奈の即興・神対応
橋本環奈とNHKといえば、昨年大みそかの『紅白歌合戦』司会に続く大役。この日、大阪放送局で行われた会見でも機転を利かせた“神対応”でマスコミを魅了した。
会見のために来阪した橋本環奈は、朝ドラヒロインのオファーに「本当にびっくりしました」と緊張の面持ち。その一方、持ち前の大きな笑顔で、しっかり報道陣一人ひとりの質問に向き合った。
当日着ていた白のワンピース姿について、タイトルにちなんで「『おむすび』を意識した？」と聞かれると「そこまで考えていなかった」としながら、「スタートを切ったり、始まっていないものに気持ちを整える時は、白がいいな」と答えた。さらに、足元の舞台が赤色だと指摘されると「おむすびと、梅干し？」とボケてみせ、笑いを誘うなどした。
フォトセッションでは「おむすびを握るポーズ」を希望され、即興で顔の前に三角の“おむすびポーズ”を作ってポージング。あまりにもぴったりハマったためスタッフもどよめき、「これでいこう」と声が漏れていた。
福岡のアイドル時代の「奇跡の一枚」をきっかけに脚光を浴びた橋本環奈は、是枝裕和監督の「奇跡」（2011年）などにも出演しているが、俳優として本格デビューを果たしたのは、2014年7月期に放送された連続ドラマ「水球ヤンキース」（フジテレビ系）。
そこから10年、様々な映画やドラマに出演したほか、舞台の主役も張り、今度は朝ドラの主人公ということで、今ではまさに「国民的女優」といえよう。橋本環奈が切り開く新たな朝ドラ像に期待したい。
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