松田龍平が宇宙人役!長澤まさみは怒ってばかりの妻役の映画『散歩する侵略者』

俳優・松田龍平と女優・長澤まさみが都内で行われた映画「散歩する侵略者」の完成披露試写会に8日に出演。

映画「散歩する侵略者」では宇宙人役を演じる松田龍平は、その難しい役柄に悪戦苦闘していたという。

一方、妻役を演じるの長澤まさみは「怒ってばかりで疲れました」と、怒ってばかりいた妻を演じたというコメントに会場は盛り上がった。

映画「散歩する侵略者」俳優・松田龍平と女優・長澤まさみの役

あらすじ
海に近い町に住む夫婦の夫・真治は数日間の行方不明の後、まるで別の人格になって妻・鳴海の元へ帰って来た。しかし、会話がちぐはぐで話が通じないと感じる妻・鳴海。変化に戸惑う鳴海を置いて、真治は毎日散歩に出かけるのであった。

そんな時、真治と鳴海が住む平和な海に近い町では一家惨殺事件が発生。行方不明だった真治が帰って来てから奇妙な現象が頻発するようになった。

松田龍平は数日間の行方不明の後まるで別の人格になって帰って来た夫・真治を演じ、真治の妻である鳴海を長澤まさみが演じる。

映画「散歩する侵略者」の完成披露試写会でも語られていたように、松田龍平の宇宙人役と怒ってばかりの長澤まさみの妻役に注目が集まっている。

松田龍平と長澤まさみのコメント

出典:映画「散歩する侵略者」 公式twitter 画像

映画「散歩する侵略者」では、今まで演じた事の無い人間の姿をした宇宙人役に苦戦したという松田龍平は完成披露試写会で、

「演じていてもどれが宇宙人でどれが僕なのかわからなくなる時がありました。」

とコメント。また、黒沢監督に宇宙人って何ですかね?と聞いたという松田龍平は、黒沢清監督から

「ちょっと僕もわからないなぁ」

と言われて、その言葉に「それもそうだよなぁ」と納得したという。また、突然の失踪から豹変して帰ってきた夫・真治に対して怒りをぶつける妻・鳴海を熱演した長澤まさみは、

「大半が怒っていることが多い役でそれが大変でした。怒るって、凄くエネルギーを使う感情で、精神的にも肉体的にも疲れて不思議な感覚に囚われた記憶があります」

と熱演した妻役について心境を語った。

https://dethein.net/cinema-sannposurusinnryakusya-gennsaku-arasuzi-kyasuto-douga

散歩する侵略者

散歩する侵略者は、「クリーピー 偽りの隣人」「岸辺の旅」を手がけた黒沢清氏が監督を務める。原作は、劇作家・演出家の前川知大氏が結成した劇団イキウメの舞台劇を映画化した異色ミステリー。

第70回カンヌ国際映画祭の『ある視点部門』に出品されている映画「散歩する侵略者」。現地での反応に、

「エンタテインメント作品として作ったつもりでしたが、観客の皆さんがいろいろな意味を読み取りながら真剣に観てくださり、とても好意的に受け取っていただいた」

と、監督を務めた黒沢清氏が完成披露試写会でコメントした。映画『散歩する侵略者』は9月9日より全国公開。

映画「散歩する侵略者」 公式サイト

予告動画(YouTube)

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