山崎まさよしライブで「歌いたくない」歌唱放棄で炎上!理由や返金対応は

「金返せ」ヤジの飛ぶライブに

実際に会場に行った人たちのSNSによれば、客席のファンが「歌ってー!」と声をかけたところ、軽い感じで流して、話しの方に重点を置いてライブを続けたという山崎まさよし。六曲ほど歌ったところですでに1時間半が経過していたそうだ。

引き続き「歌え-!」などの強めのヤジが飛ぶも、山崎まさよしは「そうかー」と流し、一向にトークをやめる様子を見せなかったという。1曲終わるごとに「俺はこういうのがやりたかった。こういう回があってもいいでしょ」を毎回繰り返したそうだ。

そして、耐えられなくなった前列にいた一部のファンが退場しようとすると、山崎まさよしは「え、どうしたの?」と少し慌てる様子を見せたという。

退場しようとしたファンは、「千葉から来たのに」「歌を歌って、でなければお金を返して」と泣きながらに訴えたという。すると山崎まさよしは「いったん座ってください」と着席を促し、その場はいったん落ち着いたそうだ。

だが、この後観客らの行動はエスカレート。「うそつき!」「歌と話をするとパンフレットに書いてくれ」などの声が飛び、「金を返せ!カウンターに行けばいいんだな!」と言ってホールから出ていってしまったファンもいたそうだ。

これに対し、山崎まさよしは「ごめんね、確かにそうだね。お金は返すよ」と発言したとされている。また途中、観客が挙手をして発言をする場面もあったそうで、山崎まさよしはその観客をステージ付近まで招き、「こういうライブもいいじゃない」などと観客が5分間以上話す場面もあったという。

歌わなかった理由は?

出典:山崎まさよし公式X

なお、冒頭でこそ「歌を歌うのはもう体力を持ってかれる」「歌いたくない」としていた山崎まさよしだが、場が荒れ始めたあたりで、「歌いたくないってよりも皆と話がしたい」とも発言の意図を釈明する様子も見せたという。

ファンが出て行った後、「俺は三十年くらいライブやってきたけど、こんな風にファンが出ていっちゃったのは初めてだよ。ほんとに」とも発言していたそうで、ただ事ではないのは本人も後々わかったのかもしれない。

最終的に、2時間半のライブで披露したのは8曲のみだったとのことだ。ライブ中にトークをするな、MCをするなというわけではないが、あまりのトークの長さ、かつ話のまとまりのなさにファンもしびれを切らしてしまったようだ。

また最初からトークメインと銘打たれていたわけでもなく、チケットも7000円と決して安いものではない。歌を聴くためにわざわざ高い金を払って足を運んだら「歌いたくない」とされてしまっては、観客がいらだつのも当然だろう。

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