「やり尽くした」俳優業引退？
こうしたなか、「Yahoo!ニュース エキスパート」（9月10日配信）に掲載されたインタビューが話題となったとAERA dot.は報じる。そこでは、城田優が俳優の“引退”を示唆していたというのだ。
インタビューでは「僕はもう出役としてはやり尽くした」と語っており、俳優やタレントとして表に出ることで心が疲弊し、疲れたと話していたという。20年間そうした経験をしてきて、「もうこれ以上そこで疲弊したくない」と、かなり強い言葉で語っていたのが印象的だ。
「現在の城田さんは裏方志向が強く、今後は演出家として生きていく気持ちがあるのだと思います」と週刊誌記者の言葉を引用した同メディア。人気ミュージカル「ファントム」では、主演を含む一人二役をこなしただけでなく、演出まで手掛けており、裏方としての実績もかなりつけてきた。
夕刊フジのインタビューでも「キャリアも、もう20年を超えました。これまで舞台やドラマ、映画などで、あらゆる役をやらせてもらいました」「だから正直、もう俳優としては演じ尽くしたかな、と。最近、そう思うことが多くて」と語った城田優。
17歳で舞台デビューした城田優は、「エリザベート」や「ロミオ＆ジュリエット」など大舞台の常連として、ステージのど真ん中に立ち続けてきた。そんな彼の興味関心は現在、演出のほうに向いているのは隠しようのない事実のようだ。
「俳優と演出。今、どちらか一つを選べと言われれば、演出を選ぶかもしれません。自分のイメージする舞台を作り上げることができる演出家の仕事は、本当にやりがいを感じるんです」と目を輝かせて語ったとのことだ。
