秋元康プロデュースのアイドルグループ・櫻坂46(昨年10月に欅坂46から改名)の一期生である守屋茜と渡辺梨加の2人が、先日発売された3rdシングル「流れ弾」の活動をもってグループを卒業することが同時に発表された。
2人は、欅坂46発足から6年間にわたってアイドル活動をしてきた。守屋については、欅坂46時代には副キャプテンという立場を任され、グループをけん引してきた。渡辺は、グループ結成から現在に至るまで、グループの最年長として活動してきた。
卒業を決めた経緯などについて、2人は公式のブログで説明しているが、今後については明確にされていない。芸能活動を続けるのかどうかというのが、ファンにとっては気になるところのようだ。
櫻坂46の一期生2人が卒業を同時発表
秋元康プロデュースのアイドルグループである櫻坂46の守屋茜と渡辺梨加が、グループから卒業することが今月22日公式サイトにて発表された。ファンからは、驚きの声や感謝の声が続々と寄せられている。
公式サイトでは、「櫻坂46メンバーとして活動してまいりました守屋茜と渡辺梨加に関しまして、本人よりグループからの卒業の申し出がありました」と発表。先日発売された3rdシングル「流れ弾」の活動をもって、櫻坂46の活動を終了することとなった。
守屋茜「ひとつの後悔もない」
「あかねん」の愛称をもつ守屋は公式ブログで、「自分がやりきったと思えるまでグループに捧げようと、いつこのお仕事が最後になっても後悔しないようにという思いで、どの活動も本気で向き合ってきました。なのでひとつの後悔もありません」と綴った。
また今後については、「挑戦してみたい事、叶えたい夢がまだ沢山あるので、それを叶えるために一から勉強してまた皆さんにお会い出来るように頑張ります」と報告したものの、分野については明言しなかった。
守屋は、欅坂46時代には副キャプテンとしてグループをけん引してきた。冠番組では、何事にも本気で取り組み、「軍曹」と呼ばれるなど独特のキャラクターで人気を博した。時には番組の企画に本気で取り組みすぎて涙を流す場面もあり、ファンから愛されるキャラであった。
その一方で、「欅坂の美容番長」として、美容のために食べ物からこだわったり、添加物についての知識が豊富であったりと、女子からも憧れの対象であった。今後についても、美容系の仕事を目指していく可能性は大いにあるだろう。
渡辺梨加「たくさん夢のような時間を経験」
モデルとしても活躍している渡辺梨加は、欅坂46発足から現在に至るまで、キャプテンの菅井友香(ゆうか)とともにグループの最年長。渡辺の卒業に、同い年である菅井の卒業を心配する声も聞こえてくる。
渡辺は公式ブログで、「とても長いようであっという間の6年間で、たくさん夢のような時間を経験をさせて頂きました」とファンやメンバーに感謝の気持ちを伝えた。
また今後については、「櫻坂46のメンバーでなくなってしまうことはすごくすごく寂しいですが、私は新しい場所で、新しい事にチャレンジして行きたいです。6年間応援して下さり、本当にありがとうございました!またいつの日かファンの皆さんにお会いしたいです」と明かした。
芸能活動を続ける可能性は?
守屋についても渡辺についても、ファンに対しては「いつかまた会えたら」といったスタンスで綴っているものの、今後について明言はしていない。グループ卒業後も芸能活動を続ける予定はあるのだろうか?
これまでの欅坂46(および櫻坂46)から卒業した元メンバーたちの現在に着目してみると、必ずしも全員が芸能活動を続けているわけではない。女優として活躍しているのは、欅坂46時代に絶対的センターであった平手友梨奈および婚約者である元人気YouTuber兼ラッパーが逮捕された件でニュースとなった今泉佑唯など。
元メンバーの長濱ねるも、卒業後に1年程度の空白期間をもうけたのち、芸能活動を再開させた。他の元メンバーらはというと、いわゆるテレビに出たりといった芸能活動はしていないものの、YouTubeやTwitter、インスタグラム、TikTokなどのSNSツールでインフルエンサーとしてファンとの交流を続けたり、ファッション関連のプロデュースなどを行っているケースが多いようだ。
渡辺については現モデルといった強みがあり、また守屋についても「美容番長」として知られるほどの美容への知識という強みがあるので、卒業したメンバーらのように、SNSを利用してファンとの交流を続けながらファッションや美容関係のプロデュースなどといった活動していくのかもしれない。今後の動向に注目だ。