「芸人やってる人からしたら、『キングオブコント』獲ってるのに、お笑い向いてないって（どういうことだよって思われるだろうな）みたいな。でもネタもギャグも書いたことないんで」と続ける。
もともとお笑いの世界に入ったきっかけも、幼なじみである秋山に半ば騙された形だったこともあり、「ロバート」としてブレイクしたとはいえ、もともと「お笑いに向いている」という感覚は馬場自身としては無いのだろう。
「だからまあ見た目とかちょっと奇抜な格好して。髪の毛緑にしたりとか、ボディピアス付けたりとかして、ちょっと変わってる風な人を演じてましたね。初期装備で戦ってるみたいな。お笑いやり始めた時のレベルのまま、ずっと来てた感じだったんで」と振り返る。
料理芸人になったきっかけは今田耕司！
そんな馬場の人生を変えたのは、アナザースカイMCの今田耕司だったと振り返る馬場。もう1人のMCである中条あやみからも「馬場さんって今田軍団の一員ですよね」と指摘されるほど、プライベートでも親交の深い2人だ。
馬場は「今田さんが、さんまさんに“馬場ちゃんが漬物やってるんで良かったら。めっちゃおいしいんで食べてあげてください”って言ったのがきっかけで、さんまさんの番組に呼んでいただいて。それで初めて料理芸人みたいなことをやり出して。そっからですね」と回顧した。
「（番組に）呼んでもらうたびにいろんなアイデアが出てきて、料理に生かせたりしたんで、手応えを初めの頃から感じたかもしれないですね」と続けた。
「芸人も大変でしたけど。辞めてないですけど、別に」としながらも、「今田さんの顔にも泥を塗れないし、さんまさんの顔にも泥を塗れないんで、ちゃんとこう、結果を残せるようにガチでやります。本当に」と言葉に力を込めた。
